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PSP goとVitaの進化系?物理キーボードも備えた携帯ゲーミングPC「GPD WIN4」が来春発売

GPD WIN4

 株式会社天空は、Ryzen 7 6800U搭載のハンドヘルドゲーミングPC「GPD WIN4」の国内販売予約受付を開始した。現在、Indiegogoにてクラウドファンディングが実施されており、発売は2023年春が予定されている。

 16GBメモリ/512GB SSDモデルと1TB SSDモデル、32GBメモリ/1TB SSDモデルと2TB SSDモデルの計4モデルが用意される。カラーはマットブラックとピュアホワイトの2色。

 天空の国内販売価格は未定で、予約金は1,000円。正式予約は価格発表後になるとのこと。なお、12月27日(火)時点での参考価格は最廉価モデルで14~15万円、最上位モデルで19~20万円になるという。

物理キーボードも備えた携帯ゲーミングPC

 GPD WIN4は、CPUにRyzen 7 6800Uを採用した携帯用ゲーム機型のWindows PC。ソニーの携帯ゲーム機「PSP」や「PS Vita」を彷彿とさせる筐体デザインだが、ディスプレイ部分に「PSP go」のようなスライド機構を備え、物理キーボードも搭載するのが特徴。キーボードにはバックライトも備える。

 インターフェイスはUSB 4、USB 3.2 Type-C、microSDカードスロット、スピーカーなど。OSはWindows 11 Homeで、SteamOSとのデュアルブートもサポートする見込みだという。

 バッテリー容量は45.62Wh。本体サイズは約220×92×28mm、重量は約600g。

 ディスプレイにはネイティブランドスケープ配置の6インチフルHD(1,920×1,080ドット)液晶パネルを搭載。40Hzと60Hzのリフレッシュレートをサポートし、カバーガラスにはGorilla Glass 5を採用。バックライトもDC調光対応でチラつき問題が解消されているとする。

 ジョイスティックにはALPS製を採用し、アナログトリガーやLED内蔵のL1/R1トリガー、背面ボタン、6軸ジャイロセンサー、デュアルモーターなども備える。

 HDMI出力や有線LANなどを備えた専用ドックも発売予定。また国内発売は未定ながら、LTEモジュールも用意されるという。

 サンプル機の動作デモでは、「Forza Horizon 5」で110FPS超えを記録していたほか、「ELDEN RING」もスムーズに動く様子が確認できた。

PSP-2000とのサイズ比
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Steam Deckとのサイズ比

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]