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“Ryzen 7 6800U搭載ゲーミングPC最小”を謳う「AYANEO Air Plus」が6月17日発売

AYANEO AIR Plus グレイシャブルー

 株式会社ハイビームは、Ryzen 7 6800U搭載の6インチ携帯ゲーミングPC「AYANEO AIR Plus」を6月17日より発売する。

 予約価格は16GBメモリ/512GB SSDモデル(グレイシャブルー)が132,000円、16GBメモリ/1TB SSDモデル(スターライトブラック)が143,900円、32GBメモリ/2TB SSDモデル(スターライトブラック/クラシックグレー)が191,400円。

Ryzen 7 6800U搭載で性能がアップした携帯ゲーミングPC

 AYANEO AIR Plusは、APUにRyzen 7 6800Uを採用した携帯用ゲーム機型Windows PC。メモリはLPDDR5-6400で、NVMe SSDを内蔵する。

 インターフェイスはUSB 4×2、Wi-Fi 6無線LAN+Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、イヤホンジャック、スピーカー、指紋認証センサーなど。OSはWindows 11 Home。

 バッテリー容量は46.2Whで、65WのUSB PD充電もサポートする。バッテリー駆動時間(目安)はTDP 5W設定で最大約3時間、20W設定で約1.5時間。

 本体サイズは約237×91.4×23.1mm、重量は約525g。

 AYANEO AIR Plusは、AYANEO AIRからAPUなどがアップグレードされた後継モデルにあたる製品。

 ディスプレイはAYANEO AIRから大型化し、5.5インチ有機ELから変更され6インチのフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶パネルを採用。sRGB 120%の色域と400nitの明るさ,1,000:1のコントラスト比で視認性に優れるとしている。

 ジョイスティックはドリフト現象を回避できるホールセンサー式で、X軸モーターによる4D振動なども特徴。

シリーズ機との比較。上からAYANEO 2/AYANEO AIR/AYANEO AIR Plus。同APU搭載のAYANEO 2よりコンパクトになっているのが分かる
TDPはAYA Spaceからカスタム可能。最大28W(充電時)設定が可能となっている

 実際にサンプル機では「Ghostwire: Tokyo」や「Forza Horizon 5」などでスムーズな動作を確認できた。

 プレス発表会には、AYANEOグローバルマーケティング担当のジョニー氏も参加。「Ryzen 7 6800U搭載の携帯ゲーミングPCとして最小クラスの大きさ」として本機をアピールした。

 なお、同社では26日(水)にモバイル向けRyzen 7000シリーズAPUを搭載するという「AYANEO 2S」や「AYANEO GEEK 1S」を発表しているほか、AYANEO 2のアップグレードプログラムなども社内で検討されているとのことで、それらの国内展開にも期待したい。

質疑応答に加えてAYANEO社内を軽く紹介してくれたジョニー氏。社内ではディスプレイに繋いだAYANEOの携帯PCで業務をするというAYANEOならではの光景も見られた
Forza Horizon 5が動作している様子

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]