初代ゲームボーイの中古品が人気、状態が悪くても売れる理由

初代ゲームボーイの中古品(BEEP 秋葉原店で7/13に撮影)

　レトロゲームを扱うBEEP 秋葉原店や家電のケンちゃんによると、最近、初代「ゲームボーイ」に関する問い合わせが多いんだとか。

付属品一部欠品で14,800円

前面カバーが剥がれている(輪ゴムで固定)中古品は7,580円(BEEP 秋葉原店で7/13に撮影)

　ゲームボーイは1989年に登場した任天堂の携帯型ゲーム機。モノクロ液晶を搭載した初代ゲームボーイや小型モデル「ゲームボーイポケット」、カラー液晶を搭載した「ゲームボーイカラー」など、多くの本体が発売されていますが、特に初代ゲームボーイは人気が高く、外国人観光客などを中心に問い合わせが増えているそうです。

筆者所有のゲームボーイ

　任天堂のレトロゲーム機は以前から人気が高く、外国人観光客が急増した昨年秋以は、円安の影響などもあって、売れ行き好調ですが、中でも初代ゲームボーイはデザインが人気らしく、正常動作する本体はもちろん、傷や付属品が欠品している本体、動作しないジャンク品でも高値で取り引きされています。

　30年以上前のモデルということもあり、今となっては厚みがあって携帯するにはやや大きいサイズですが、レトロ感のあるデザインが新鮮なのかもしれません。

家電のケンちゃんで見かけたゲームボーイカラーやニンテンドー DS/DS Liteの中古品。初代ゲームボーイより安価だが、「これでも以前に比べれば高くなった」(同店)とのこと。

　初代ゲームボーイは「在庫があれば売れる」という状況のようなので、自宅に使わないゲームボーイが眠っているという方は下取りに出してみるのもいいかもしれません。