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CORSAIRのメカニカルキーボード「K70 MAX」が発売、Rapid Trigger機能にも後日対応

「CORSAIR K70 MAX(CH-910961G-JP)」

 アクチュエーションポイント調節機能を搭載したキーボード「CORSAIR K70 MAX(CH-910961G-JP)」が発売された。ファームウェアで機能を追加することも可能という。

 配列は日本語で、店頭価格は32,980円。

「Rapid Trigger」搭載予定のゲーミングキーボード

 CORSAIR K70 MAXは、CORSAIR MGXスイッチを採用したUSB接続のキーボードで、「フルサイズのマグネティックメカニカルキーボード」(リンクスインターナショナル)と謳う製品。

 同スイッチによりすべてのキーのアクチュエーションポイントを設定できるというのが特徴。キーが反応する深さを0.4mmから3.6mmまで0.1mm単位で調節でき、高速なキー入力から正確性の高いタイピングまで、用途に合わせて自由自在に設定できるという。

 「デュアルポイントアクチュエーション」も可能としている。1つのキーに2つのアクチュエーションポイントを設定するというもので、リンクスインターナショナルは「浅く入力すれば単独のアクション、深く入力すれば1回のキー入力で流れるようなコンビネーションが可能」と説明している。

 また、9月中旬に配信されるファームウェアを導入することで、キー入力のオン・オフを圧倒的に高速化するという「Rapid Trigger」(ラピッドトリガー)機能が搭載されるという。ごく僅かなキーの上昇・下降を検知するたびにキーのリセット・再入力が行われ、これまでにない高速かつ直感的な操作が可能になるという。

 他にも、8,000Hzでのポーリングレートを実現するという「CORSAIR AXON」技術、ABS樹脂より高耐久で摩耗に強いという「PBTダブルショットキーキャップ」、「マクロや誤操作を無くし自動的にバックライトが一定色に切り替わる」という「トーナメントスイッチ」などが搭載されている。

 本体のサイズは442×166×39.2mm(D×W×H)、重量は約1.39kg。インターフェースは本体側がUSB Type-C、PC側がUSB Type-A。オンボードメモリ容量は8MB(最大50のプロファイルを保存)。対応OSはWindows 10/11、macOS 10.15以上。

 付属品はマグネット脱着式パームレスト、USB Type-C to Aケーブル、CORSAIRロゴキーキャップ、ラディアントスペースバー、キーキャッププラー。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.パソコンショップ アーク]