ニュース

ASRockのRyzen Threadripper 7000対応マザー「TRX50 WS」が発売

「TRX50 WS」

 AMD Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズなどに対応したASRockのAMD TRX50チップセット搭載マザーボード「TRX50 WS」が発売された。

 店頭価格は154,980円。

サーバーグレードのパーツを多数用いたThreadripper向けマザーボード

 TRX50 WSはSocket sTR5型のCPUソケットとAMD TRX50チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのマザーボード。AMDが10月に発表したワークステーション向けプロセッサのAMD Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズ、AMD Ryzen Threadripper 7000シリーズに対応している。

 あらゆるシステム負荷状況において安定性を確保するために、サーバー級の部品などを使用したという。サーバーグレード超低損失PCB、18+3+3フェーズSPS Dr.MOS VRM設計、超大型アルミニウムヒートパイプ設計のヒートシンク、サーバーグレードの冷却ファンを搭載したといい、これらにより、最も過酷な持続的作業負荷にさらされても究極のパフォーマンスと優れた信頼性を確保するとしている。

 ストレージ用コネクタもサーバーグレードといい、MCIOコネクタ(PCIe Gen5 x4)が1つ、SlimSASコネクタ(SFF-8654、PCIe Gen4 x4またはSATA3×4)が2つ、それぞれ装備されている。また、Marvell製10GbEコントローラ「AQC113」とRealtek製2.5GbEコントローラ「RTL8125BG」の2つを搭載した点や、2x2アンテナのWi-Fi 6Eを搭載した点について、「究極のネットワーク接続性」とアピールしている。

 メモリスロットはDDR5 DIMM×4(最大容量1TB)。拡張カード用スロットはPCIe 5.0 x16×3(x16×2、x8×1)、PCIe 4.0 x16×1(x4サポート)、PCIe 4.0 x16×1(x8サポート)。

 リアパネルI/Oは光S/PDIF出力×1、USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×4、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、RJ45×2、LINE IN×1、マイク×1など。

[取材協力:ツクモパソコン本店]