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肘掛けにも装着できる自作キーボード「Monkeypad」が遊舎工房に入荷

「Monkeypad」

 肘掛けなどに取り付けられるように三脚用アダプタを搭載したというキーボードのキット「Monkeypad」の販売を遊舎工房が開始した。組み立てが必要で、Raspberry Pi Pico、キースイッチ、キーキャップなどを別途用意する。

 店頭価格は44,000円。

自由な角度調整やひじ掛けなどにも取り付けられるキーボード自作キット

 Monkeypadはキーボードを組み立てるためのパーツがセットになったキット。キーボードは「左右分割デザイン」で、本体が右、左の2つに分かれている。また、肘掛けなどに取り付けられるように三脚用アダプタを搭載したという。なお、カメラ用三脚はキットに含まれていない。

 他にも特徴として、「角度調整が可能な筐体によるテンティング構造」「アルミとロゴ面が着せ替え可能なリバーシブルデザイン」などが挙げられている。また、トラックボールセンサー、アナログジョイスティック、エンコーダーが各1個、標準キットに同梱され、左右に付け替えることができるとのこと。

 キットの内容は各種基板、各種プレート、トラックボールセンサー(PMW3389)、トラックボールセンサー用レンズ(LM19)、エンコーダ、ジョイスティック、Kailhキースイッチソケット、各種抵抗、ネジ付三脚用アダプタなど。ネジ付三脚用アダプタは「おまけ」で、3Dプリンタで製作したもので品質は高くないとのこと。

 別途用意するものはRaspberry Pi Pico、CherryMX互換キースイッチ、キーキャップ、直径34mmトラックボール、PC接続用ケーブル。Raspberry Pi Picoに関しては、互換品も搭載可能といい、Pico Wでも動作するが無線化には対応していないという。また、組み立てる際は半田付けも行うとのこと。

[取材協力:遊舎工房]