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ワンダースワンカラーを“据え置きゲーム機”にする改造キット、18日20時から販売開始

WSCHDの完成品デモ機

 バンダイのポータブルゲーム機「ワンダースワンカラー」を、据え置きゲーム機化するための改造キット「WSCHD 改造キット」が登場。家電のケンちゃんの通販サイトで18日(木)20:00頃から販売が始まる。

 RETRO PROTECTの同人ハードで、価格は23,800円。なお、同店によると、「購入希望者に対して入荷数が少ないため、初回は通販のみ(店頭販売無し)」とのこと。

ワンダースワンカラーの映像をHDMIで出力できるキット

 WSCHDは、ワンダースワンカラーの本体基板を使って“据え置き型ワンダースワンカラー”を製作するためのキット。ワンダースワンカラーの映像をHDMIで出力できるため、大画面でゲームをプレイすることができる。

デモの様子
縦画面表示にも対応

 本体前方にはゲームカートリッジ用スロットのほかに、ゲームコントローラー接続用の端子を備えており、スーパーファミコンの純正コントローラーなどが利用可能。また、コントローラーのSELECTボタンで縦画面と横画面の表示切り替えを行うこともできる。

 背面にはHDMI端子とUSB Type-C(電源供給用,5V給電,USB PD非対応)を備えている。

背面
スーパーファミコンのコントローラーで操作

 “据え置き化”に必要なのはワンダースワンカラーの本体基板のみで、本体側の液晶パネルやボタン類などは不要。また、モノクロ液晶を搭載した「ワンダースワン」などには対応していない。

 なお、同店で販売を予定しているのは改造キットのみだが、RETRO PROTECTのWebサイトでは完成品(価格40,800円)の取り扱いが始まっている。

[取材協力:家電のケンちゃん]