ニュース

モジュラー機構でスティックやボタン配置がカスタムできるポータブルゲーミングPC「AYANEO3」、格ゲー向け6ボタンやタッチパッドも

AYANEO3

 モジュール機構を備えた7インチポータブルゲーミングPC「AYANEO3」が、AYANEOから登場。国内代理店の株式会社天空では6月中旬発売予定としており、ハイビームほかにて予約販売も開始されている。

 CPUはRyzen AI 9 HX 370またはRyzen 7 8840U。ストレージの組み合わせは16GB+512GB、32GB+1TB、64GB+2TB、64GB+4TBの4つ。カラーはスターリーブラック、スカイホワイト、レトロパワー。

 本体価格は168,000~318,000円(17日までの先行予約価格は159,600~302,100円)、専用コントローラーモジュールは19,800円(同9,900円)、専用ハードケースが4,300円(同3,870円/同時購入限定)。

モジュール式コントローラー機構を採用したポータブルゲーミングPC

 AYANEO 3は、ハンドヘルドコンソール初のモジュラーデザイン、カスタマイズ可能なABXYボタン、2つのプレミアムスクリーンオプション、爽快なオーディオ体験などを謳うポータブルゲーミングPC。

 「Magic Module」と称するモジュラーコントローラーパーツは、簡単に分解、インストールができるとし、自由な組み合わせが可能。1つのデバイスでジャンルを選ばずシームレスなプレイを実現するとしている。

 標準ではホールセンサースティック+導電性シリコンボタンのモジュールを搭載。別売オプションとして、タッチパッド+導電性シリコンボタン、ホールセンサースティック+マイクロスイッチボタン、格闘ゲーム向けという6ボタンモジュールなどが用意されている。

 取り外しができるABXYボタンについては、位置の入れ替えが可能としており、ハードウェアレベルで日本レイアウトまたは米国レイアウトを選ぶことができるという。また、Xbox/PSレイアウトの2つを組み合わせたり、上下を逆にしてインストールしたりできるといい、56種類の組み合わせが可能などとしている

 GuliKitと共同開発したという時期サスペンション振動モーターによる、強力かつリアルで繊細なフィードバック体験も特徴。

 スクリーンについては、フロント全面がカバーガラスで覆われたデザインも特徴。2つのオプションが用意され、最大輝度800nitの144Hz駆動OLEDパネル、同500nitの120Hz液晶パネルから選択できる。解像度はいずれもフルHD。

 サウンドについては、パワフル、クリアで、ディティールが高いなどとしている。フロントのデュアルスマートアンプスピーカーは、没入感のあるステレオサウンドを実現するといい、大型キャビティが広い音場、調和のとれたトーンを届けるとしている。

 そのほかの主な仕様は、メモリがLPDDR5X-7500、SSDがM.2 2280 PCIe 4.0、インターフェイスがUSB4×2、OCuLink、microSDスロット、3.5mmヘッドフォンジャックなど。

 バッテリー容量は49Wh、充電電力が65W PD(バイパス充電サポート)で、サイズが289.8×115×22.4mm(グリップエリア34.8mm)、重量が690g(標準モジュールインストール時)、管理ソフトがAYASpace 3.0、OSがWindows 11 Home。