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「Surface RT」国内版が正式発売、マイクロソフト純正タブレット
(2013/3/15 21:33)
日本マイクロソフトが発売する「純正」のWindows RTタブレット、「Surface RT」の国内版が発売された。
実売価格は32GBモデルが49,800円、64GBモデルが57,800円、32GB+タッチカバーモデルが57,800円、64GB+タッチカバーモデルが65,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
タッチカバーやタイプカバー、接続ケーブルなどの純正オプションも同時発売されている。
マイクロソフト純正タブレットスタンド内蔵で自立も可能
Surface RTは、「ARM版Windows 8」とも言われたWindows RTを搭載したマイクロソフト純正タブレット。他のWindows RTタブレット同様、Office 2013を標準搭載しているのも特徴だ。
アメリカなど海外ではWindows 8と同時に発売されたが、日本では未発売。秋葉原では海外版が店頭販売されており、2012年11月にWindows RT搭載モデルのSurface RTが、先週にWindows 8 Pro搭載モデルのSurface Proが、それぞれショップにより直輸入、販売されている。
基本的なハードウェア仕様は、発売済みの海外版と同等。CPUはクアッドコアのTegra 3、メモリ容量は2GB、液晶ディスプレイは10.6インチ(1,366×768ドット、5点マルチタッチ)で、重量は675g。通信デバイスとしてはIEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANとBluetooth 4.0を搭載、このほかカメラやマイク、スピーカーを標準搭載している。搭載センサーは環境光、加速度計、ジャイロスコープ、コンパスなど。
ストレージ容量は32GBまたは64GB。
このほか、自立できるスタンドを背面に備える点や、カバーにもなる純正キーボードを装着できる点もウリ。これらは一般的なAndroidタブレットにはあまり見られない特徴だ。
なお、同時発売された純正オプションはキーボード付きカバーの「タッチカバー」「タイプカバー」など。タッチカバーは打鍵感のない感圧式センサータイプで、タイプカバーは物理キーを備えている。タッチカバーはブラック、ホワイト、シアンブルーの3色(各9,980円)、タイプカバーはブラックの1色(10,980円)が用意されている。
また、Surface RT向けのオプションとしては、サードパーティ製の液晶フィルムも発売されている。これらの価格は1,680~3,480円ほど。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]