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Lian LiのコンパクトPCケース「O11D Mini V2」が発売、再設計によりエアフロー改善
2025年8月9日 00:00
再設計でエアフローを改善したというPCケース「O11D Mini V2」シリーズがLian Liから登場。
本体カラーはホワイトとブラックで、ファンの有無で計4モデル用意されている。店頭価格はファン別売りモデル「O11D MINI V2」が14,980円、リバースブレードファン×5基搭載モデル「O11D MINI V2 FLOW」が16,980円。
前モデル「O11D Mini」から容量アップ、エアフローも改善
O11D Mini V2は、デュアルチャンバー構造を採用したコンパクトなタワー型ATXケース。
前モデルの「O11D Mini」から容積が2Lほど大型化した一方、ハードウェアの互換性を向上させ、エアフローを改善するために再設計をしているという。BTFマザーボード(ATX)にも対応する。
O11D MiniはSFX電源のみに対応していたが、O11D Mini V2は拡張されたサイドメッシュデザインにより、ケースの幅を増やすことなく、最大200mmまでのATX電源に対応できると訴求している。
GPUへの直接的なエアフローを実現する傾斜ベースも特徴として挙げている。10度傾斜したボトムのファンブラケット部がGPUに直接冷気を導き、冷却性能の向上とすっきりとしたデザインを実現するという。
上記のほか、microATXマザーボードの取り付け位置を垂直方向に調整できる可動式のマザーボードスタンドオフ、上部または下部の配置に対応するI/Oモジュール、狭いスペースでもケーブルの配線をより簡単でクリーンにする9つのストラップなどを特徴として挙げている。
対応ラジエーターサイズはトップが360mm/280mm/240mm、サイドが240mm。拡張カードは長さ380mmまで。CPUクーラーは高さ180mmまで、対応マザーボードはATX/microATX/Mini-ITX。
また、O11D MINI V2 FLOW WTとO11D MINI V2 FLOW BKには、ホワイトまたはブラックカラーの120mmリバースブレードファン(サイド×2、ボトム×3)が搭載される。
ドライブベイは、マザーボードベース裏に2.5インチSSD×2、ドライブケージ×2(3.5インチ/2.5インチHDDまたはSSD対応)。拡張スロット数は5本。
本体サイズはD423.6×W273.3×H391.95mm。重量はファン別売りモデルが10.1kg、ファン搭載モデルが10.8kg。