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BMWデザインのスタイリッシュPCキットが登場、ゲーム向け
ASRock製
(2013/10/5 21:26)
BMWがデザインを手がけたというスタイリッシュなゲーミングPC自作キット「M8」がASRockから発売された。音量調節や時計表示などが可能な円形ディスプレイを備えるのも特徴だ。
実売価格は72,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Mini-ITX対応のスタイリッシュPCキット
M8は、ミニタワーケースにZ87搭載Mini-ITXマザーを組み込んだゲーム向けのLGA1150対応PC自作キット。
デザインはBMWによるもので、両側面に備える8角形の窓や、上面や背面などに備える幾何学模様のメッシュパネルといった独特の意匠が目を引く。ケースの角には、持ち上げる際に便利なハンドルも装備されている。ケースは横置きすることも可能だ。
前面に備える円形のオブジェは、同社が「A-Command」と呼ぶ操作ダイヤル。有機ELディスプレイが内蔵されており、機能モードによって表示内容が異なる。
モードは「Main」「Volume」「Mode」「Info」「Light」「Time」の6種類があり、「Info」ではCPUクロックなどのステータス確認が、「Time」では日付・時刻の確認が可能。「Mode」では、電源管理モードを「Eco」「Standard」「Speed」の3種類に変更できるとされている。
また、「Light」では、ケース内に装備されているLEDのON/OFFと「Good Night LED」モードの設定が可能。「Good Night LED」は、同社曰く「より良い睡眠環境を提供する」もので、有効にすると、本体の電源がONの場合でも電源/HDDアクセスLEDが消灯するほか、スタンバイ・休止モードへの移行時に電源LEDやキーボードのLEDが自動的に消灯するという。
ちなみに、A-CommandにはGセンサーが内蔵されており、横置き時には自動的にディスプレイの表示も横向きになる。
本体サイズは372×123×400mm。拡張カードについては、2スロットタイプのビデオカードが1枚搭載可能という。また、対応する最大カードサイズは290×137×43.5mm、最大TDPは200Wとされている。DIMMスロットは2基(最大16GB)。
HDDは3.5インチ、2.5インチが搭載可能。このほか、スロットインタイプの薄型スーパーマルチドライブと、メモリカードリーダーが標準で搭載されている。搭載ケースファンは上面70mm×2、底面70mm×2。電源は容量450WのSFXタイプを搭載する。
主な搭載インターフェイス・機能はHDMI、DisplayPort、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac、最大867Mbps対応)、Bluetooth 4.0、USB 3.0(前面4ポート、背面4ポート)、7.1チャンネルサウンド(Creative Sound Core3D)。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]