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ゲーム向けの外付けHDMIキャプチャユニットがDrecapから発売

HDCP信号の調整も可能?

 HDMI入出力端子を備え、ハードウェアエンコード対応の外付けキャプチャアダプタ「ドリキャプ・エクスカリバー(DC-HE1U)」がDrecapブランドから発売された。店頭価格は(税抜)18,334円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

USB接続のゲーム向け外付けキャプチャアダプタ、HDCP信号の調整もできる?

 ドリキャプ・エクスカリバー(DC-HE1U)は、USB 2.0接続のキャプチャアダプタ。ハードウェアエンコーダーを搭載しており、キャプチャサイズは最大1,920×1,080ピクセル(1080P対応)。スルー出力用のHDMI端子を備えており、録画しながらのゲーム画面をテレビなどに出力することができる。

 U-Streamやニコニコ動画などでリアルタイムストリーミングにも対応しており、ストリーミング用のマイク入力端子を搭載。音声のみを録音する機能も備えている。

 なお、日本ではHDCPの解除は違法となるため、HDCPが有効なコンテンツのキャプチャはできないが、製品サイトにはHDCP信号制御機能の説明が掲載されており、HDCPの解除が違法では無い国の場合、内部のピンを取り除くことでHDCP信号を無効化できるとされている。ただし、国内版に関しての説明は無く、詳細は不明。改造行為は保証が無く、HDCPの解除は違法行為となる点には注意が必要。

 ちなみに同様のピンは2013年3月に発売された同社のPCI Express x1モデル「DRECAP EXCALIBUR」にも搭載。この製品のパッケージには、基板上にあるピンに剣を突き刺した画像と、「この剣を抜いた者に魔法の力を与えよう、さぁ心して抜いてみるがよい。ただし、その力を悪し事に使う者には天罰が下ることを忘れてはならんぞ。」というコメントが記載されていた。

 付属品はソフトウェア、リモコン、ACアダプタ、USBケーブルなど。本体サイズは110×150×36mmで、重量は約200g。

[撮影協力:ツクモパソコン本店テクノハウス東映]