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仮想化機能を搭載したQNAP製NASキットに新モデル、Core i3搭載

 仮想化機能を搭載したQNAP製NASキットに新モデルが登場、「TVS-x71シリーズ」が発売された。オリオスペックではCore i3-4150を搭載した8ベイモデル「TVS-871-i3-4G」、6ベイモデル「TVS-671-i3-4G」、4ベイモデル「TVS-471-i3-4G」が販売中で、店頭価格は税込198,000~278,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、Pentium G3250を搭載した8ベイ/6ベイ/4ベイモデルや、最上位のCore i7-4790S搭載8ベイモデルなどが用意されている。

中小企業向けのNASキット、仮想化機能の「Virtualization Station」を搭載

 TVS-x71シリーズは、中小企業向けとされたGigabit Ethernet対応のNASキットで、仮想化機能の「Virtualization Station」を搭載するのが特徴。

 Virtualization Stationでは、Windows、Linux、UNIXの仮想環境を複数作成することが可能。PCやタブレットなどの端末から、Webブラウザを用いて仮想マシンのデスクトップ画面にアクセスする。

 本体をPCのように使える「QvPC Technology」も搭載しており、ネットワークが切断された際などでも、本体にHDMI接続のディスプレイやキーボード、マウスを繋げて、仮想マシンの操作が可能という。

 また、初心者でも簡単に仮想環境が構築できるデフォルトテンプレートや、環境のインポート/エクスポート、仮想マシンの状態を記録するスナップショットなどの機能も備える。

 本体サイズは、8ベイモデルが高さ185.2×幅298.2×奥行き235.4mm、6ベイモデルが高さ175×幅257×奥行き235mm、4ベイモデルが高さ177×幅180×奥行き235mm。

 ドライブベイは3.5インチ/2.5インチ対応で、ホットスワップがサポート。内蔵ドライブインターフェイスは6Gbps SATA。外部インターフェイスはHDMI、RJ-45(Gigabit Ethernet)、USB 3.0、USB 2.0。10 Gigabitアダプタが増設可能な拡張スロットも備える。

[撮影協力:オリオスペック]

QNAP TVS-871-i3-4G