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名刺サイズの小型ファンレスPC「サバ太郎 Type-N」が近日発売
シリーズ最小モデル
(2015/9/7 00:05)
ピノーのサーバー向けファンレスPCの過去最小モデル「サバ太郎 Type-N」が近日発売される見込みだ。同社は「名刺スケール」を謳い、省スペース性をアピールしている。
オリオスペックは18日(金)頃から受注販売を行なう予定。予価は5万円~(BTO対応)。
CeleronやAtomが搭載可能な小型ファンレスPC、ストレージはオンボードタイプ
サバ太郎 Type-Nは、突起物を除いたサイズが幅68×奥行き89.4×高さ28.5mmという、超小型筐体を採用したサーバー向けのファンレスPC。
カラフルなPCケースの上面に、冷却フィンを備える「サバ太郎」独特のデザインを踏襲しつつ、さらに省スペース性を追求。筐体は、従来モデル「サバ太郎 Type-P」のmSATA仕様より一回り小さく、表面積はまさに名刺サイズに近い。
CPUはCeleron N2830/N2807、Atom E3826/E3825/E3815から選択可能。メモリ容量は最大8GB(DDR3L SO-DIMM、ECCなし)。ストレージは3Gbps SATA接続SSDで、容量は16GB、64GBの2種類が用意されている。
ただし、ストレージはオンボードタイプ(直付け)のため、購入後に増量などができないので要注意。
本体側面にはHDMI(最高解像度1,920×1,200ドット)、Gigabit Ethernet(Intel I211)、USB 2.0(2ポート)、電源(DC 12V)の各端子が装備。また、電源スイッチを備えているが、電源が入力されると自動で起動するモードも選択できるという。
[撮影協力:オリオスペック]