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5インチベイ×16段の巨大フルタワーケースが近日発売、実売19万円以上

フルアルミ製の国産モデル

 汐見板金のアルミ製フルタワーケース「PCC-ZX1」のサンプルがオリオスペックで展示中だ。同店によれば発売日は12月10日(木)で、11月上旬に予約の受け付けを開始するとしている。

 標準仕様の予価は税込195,000円前後。パネルのタイプ変更や、ファン・フィルターの増減などのカスタマイズにより、金額は増減する。

HPTXマザーボードにも対応した巨大なタワー型PCケース

 PCC-ZX1は、HPTXマザーボードにも対応した巨大なタワー型PCケース。16基もの5インチベイが並ぶ前面は、まさに壮観だ。ちなみに、同社が1年以上前から開発していたという製品で、同社の「商品開発掲示板」では開発の進捗状況が紹介されていた。

 巨大PCケースならではの高い収納力が特徴。水冷ラジエーター・ファン・ストレージの増設スペースが豊富で、冷却性に特化する、ストレージを多数搭載するといった好みの構成が可能。同社は「従来のPCケースでは不可能だった超ハイエンドPCを無理なく構築できる」としている。拡張カードスロットは11基。電源は2基搭載可能。

 既存モデル「AX1」と同様に、スライド式のマザーボードベースが装備。マザーボードや拡張カードを装着したまま、ベースをケースから取り出してメンテナンスを行なえる。底面にはキャスターの取り付けも可能(8ヶ所)。

 なお、3.5インチ/2.5インチドライブを搭載するための「ドライブ取付金具」は別売りとなっている(3タイプ、1,500円または3,000円)。

[撮影協力:オリオスペック]