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最上位は22コア/44スレッド対応、「Xeon E5-2600 v4」シリーズが発売
店頭では13モデルが在庫販売中
(2016/4/1 22:05)
「Broadwell-EP」こと、Intel製サーバー・ワークステーション向けCPUの最新世代であるXeon E5 v4ファミリーが登場、2wayに対応したE5-2600 v4ファミリーが計15モデル発売された。店頭では20コア以上のモデルを除く13モデルが在庫販売されている。
在庫品で最もスペックの高いモデルは、18コア/36スレッドのE5-2697 v4(ベース2.3GHz/最高3.6GHz、キャッシュ45MB、TDP 145W)で、店頭価格は税込339,980~344,880円前後。在庫ショップはツクモパソコン本店II、BUY MORE秋葉原本店。
このほか、ツクモパソコン本店IIでは、ファミリー最上位で22コア/44スレッドのE5-2699 v4(ベース2.2GHz/最高3.6GHz、キャッシュ55MB、TDP 145W)などを受注販売中。
製造プロセスが22nm→14nmに進化、最大コア数は22コア、メモリはDDR4-2400対応に
Xeon E5 v4は、クラウド・ストレージサーバーやワークステーションなどの用途に向けたLGA2011-v3対応CPU。
2014年9月に登場した「Haswell-EP」ことXeon E5 v3に続く製品で、同一形状のCPUソケットを採用しつつ、製造プロセスが進化(22nm→14nm)。最大コア数の増加(18コア→22コア)や、対応メモリの向上(DDR4-2133→DDR4-2400)など、スペックが強化されている。
最大コア数の増加により、構築可能な最高スペックも向上。ファミリー最上位で22コア/44スレッド対応のE5-2699 v4を、デュアルソケットのマザーボードに搭載することで、44コア/88スレッドとなる。
また、CPUソケットと同様、チップセットも従来と同じIntel C610シリーズに対応。このため、BIOSが対応していれば、Xeon E5 v3向けに発売されたマザーにもXeon E5 v4が搭載できる。
例を挙げると、昨年3月に登場した同社のデュアルソケットマザー「S2600CWTS」(S2600CWファミリー)の製品情報では、Xeon E5 v4への対応が謳われており、前述の44コア/88スレッド環境が構築可能だ。
このほか、製品パッケージが大幅に変更された点も特徴。これまでは、ブルーを基調にCPUダイなどをあしらったものだったが、今回のモデルはSkylake版Coreシリーズなどと同様に、CPUの名称が大きく書かれたシンプルなデザインになっている。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]