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海外でも日本のWebサービスが利用できる「どこでも日本」が発売
自宅のルーターに親機を接続するだけで準備OK
(2016/4/9 23:05)
海外でも日本のWebサービスが利用できるという「どこでも日本 ホットラインサービス(MHC01)」がプラネックスコミュニケーションズから発売された。製品には親機・子機と、2年間のサービス利用権が含まれている。店頭価格は税抜き19,800円(税込21,384円)。
販売ショップはツクモパソコン本店II。
プラネックスが提供する「どこでも日本 ホットライン」を介して、親機と子機を接続
この製品は、有線LAN親機「MHC01-S(どこでも日本親機)」と、コンセント直付けタイプの無線LAN子機「MHC01-C(どこでも日本子機)」とで構成されるネットワーク機器。
同社が提供するネットワーク接続サービス「どこでも日本 ホットライン」を介して、親機と子機を接続することで、海外に外出した際も、日本国内での在宅時と同じ環境でインターネットが使えるというのが特徴だ。
使用時は、親機を国内の自宅に設置し、子機を海外に持ち出す。ホテルなどに備え付けの有線LANポートに子機を接続し、PCやスマートフォン、ゲーム機などで子機と通信すると、親機を経由して目的のWebサービスにアクセスする仕組みだ。
これにより、Facebook、Gmail、LINE、TwitterなどのWebサービスが使えない地域でも、親機経由で国内のIPアドレスでアクセスすることで、Webサービスが使用できるようになる。
特別な設定や、サービス契約が不要という手軽さもメリット。また、1対1の暗号化通信により、海外でも安心して使用できるという。なお、Webブラウザ対応の設定ユーティリティーで「ホットライン」の機能をOFFにすることも可能。
親機の本体サイズ(約)は幅115×高さ175×奥行き32mm。重量は約224g。有線LANポートは5基(WAN×1、LAN×4、100/10Mbps)。子機の本体サイズ(約)は幅30×高さ45×奥行き55mm。重量は約55g。無線LANはIEEE 802.11n/g/b準拠(最高150Mbps)。
なお、3年目以降は、年間のサービス利用料金(税抜3,600円)が必要。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]