第二世代Ryzen「Pinnacle Ridge」が販売開始、「Coffee Lake-S」の新モデルも多数登場

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新製品が多数登場、月初に「Coffee Lake-S」の新モデル、中旬に第二世代Ryzen「Pinnacle Ridge」が発売

　4月3日(火)、Intelから「Coffee Lake-S」の17機種が発売。Core i7/i5/i3が拡充されたほか、下位のPentium GoldとCeleronも投入され、上は4万円から下は5千円まで陣容が整った。

　調査時点の最安値は、6コアのCore i5-8600が税込26,978円、4コアのCore i3-8300が税込17,971円、2コア4スレッドのPentium Gold G5600が税込11,480円、2コアのCeleron G4920が税込6,000円など。低消費電力版もバルク品の形で用意され、6コア12スレッドのCore i7-8700Tが税込36,480円、Core i5-8600Tが税込25,898円、Core i3-8300Tが税込16,980円、Pentium Gold G5500Tが税込8,980円、Celeron G4900Tが税込4,980円などとなっている。

「Coffee Lake-S」の新製品が多数登場

Optaneメモリーが同梱された「Core i+」シリーズ

第二世代Ryzen販売開始

　上記のほか、16GBのOptaneメモリーを同梱した新製品「Core i+」が3機種出ており、こちらはCore i7+ 8700が税込41,882円、i5+ 8500が税込28,922円、8400が税込25,898円。元となるCPUの最安値(特価含む)との差額は、それぞれ7,642円、4,622円、5,712円だ。なお、Optaneメモリー自体は昨年4月から販売されているものの扱うショップが少なく、11月時点の最安値は16GBが税込5,400円、32GBが税込9,979円だった。

　Intelの翌々週、4月19日(木)には、AMDからRyzen第二世代「Pinnacle Ridge」の4機種が販売開始。8コア16スレッドのRyzen 7 2700X/2700と、6コア12スレッドのRyzen 5 2600X/2600で、製造プロセスは14nmから12nmへ縮小された。価格は2700Xが税込41,018円、2700が税込38,858円、2600Xが税込28,058円、2600が税込24,818円。2700XはCore i7-8700Kを、2600XはCore i5-8600Kを睨んだ値付けと言えよう。

　値動きの面では、特価の有無などによるRyzenの乱高下が顕著。とりわけ急落したのはRyzen Threadripper 1900Xで、前回比11,742円安の税込54,980円を付けた。ほかにもRyzen 7 1800Xが4,010円安の税込39,970円、1700が5,638円安の税込29,980円、Ryzen 5 1600が5,400円安の税込18,338円となっている。一方、Threadripper最上位の1950Xは7,538円高の税込129,578円に上昇した。

　なお、今回調査では「Raven Ridge」ことRadeon Vegaグラフィックスコア搭載型Ryzenが、2月の発売以来初となる値動きを記録。小幅ではあるが、Ryzen 5 2400Gが404円安の税込20,980円に、Ryzen 3 2200Gが344円安の税込13,480円に下がったのが目に付く。

　Intelは発売済みの「Coffee Lake-S」がやや値下がり。最上位のCore i7-8700Kが427円安の税込40,470円、Core i5-8600Kが610円安の税込29,970円、8400が874円安の税込20,186円などとなっている。ただし、8700Kについては一部の大幅特価であり、中心は税込43,000～44,000円前後と考えたい。