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ながら作業でもピザを最後までアツアツで堪能、「フードウォーマープレート」を買ってみた

ゲームや動画を見ながら食べる人には最適?サンコーの便利家電 text by 新井将彩成

サンコー フードウォーマープレート

 筆者はデリバリーサービスを利用してピザをよく注文しています。友人と集まって食べる時は一瞬で平らげるので気になりませんが、一人で食べる時にはどうしても冷めてきて最後の方は味が落ちます。

 外出自粛で一人でピザを食べている人も多いかと思いますが、ピザが冷めていくのをもう少しなんとかなればと考える人もいるのではないでしょうか。

 “最後まで熱いピザを食べたい!”そんなちょっとした欲望を叶えてくれそうなアイテム「サンコー Lサイズピザにも対応!フードウォーマープレート」を使ってみたので今回ご紹介します。

Lサイズのピザでも使える大判サイズのフードウォーマープレート

 まずは外箱の開封からいきます。幅は大きいものの厚みはそこまで無い段ボール入って届きました。緩衝材は本体左右をしっかり固定するタイプ。全然関係ありませんが、ゲーミングノートの緩衝材もこういったタイプが多いです。

 製品の本体サイズは高さ500×幅380×厚み23mmで、重量は約2,980g。Lサイズのピザにも対応するそうです。ちなみに、購入時の金額は税込6,318円でした。

箱の幅は大きめですが厚みはかなり薄いです。

 本体デザインは黒を基調としたカラーリングで、プレートのヒーター面はガラス製。IHヒーターや電子レンジとは異なり表面自体が温まるため、容器の素材を心配することがないとか(使用する容器の耐熱温度は要確認)。ただ、金属製のスプーンやヘラは置かないよう注意書きがありました。

 なお、汚れた場合は布などでサッと拭くだけで簡単に掃除できます。

本体は黒を基調としたデザイン

 電源はACケーブルから給電する仕組みで、ケーブル長は約140cm。温度調整は60~110℃の間で、5度刻みで調整が可能です。電源のスイッチは本体側面に備えられています。

温度は5℃単位で調整可能、範囲は60~110℃。

アツアツピザの美味しさを維持できる?フードウォーマープレートの実力は如何に

 今回はMサイズのピザとホットスナックを用意して最後までアツアツの状態で食べることができるのか、「Lサイズピザにも対応!フードウォーマープレート」の実力を試してみたいと思います。

 どうせならアツアツのままで食べたいなということで、最高温度の110度で行きます。テスト用に特別な状況でやっても意味が無いので、いつも通りのんびり食べてみました。

ピザをアツアツなまま保温できるのかテスト。
110℃に設定して試してみました。

 今回は動画の鑑賞しながら食事をしていたのですが、映画などを観ながら食べる際は映像に目が行ってしまい、食べる速度はかなり遅くなります。

 ピザにとっては最悪なシチュエーションといえますが……、かなり時間が経過してもピザはずっと温かいまま美味しく食べられました!ながら作業でピザを食べる人にはこのアイテム結構良いです。

 食べているときにふと思ったのですが、「110度までの温度調節が可能であれば、食べきれずに冷めてしまったピザも温め直すことができるのではないか」と。Lサイズのピザを一人で注文した際などは一気に食べきらない人も多いはず。

 ということで、一度保存して完全に冷めてしまったピザを最高温度の110度で十数分ほど再加熱してみました。

冷めたピザも温められるのかテストしてみました。

 結果の方は、ピザ生地の底面は確かに温かく感じられたものの、トッピングやチーズが熱くなるほどには熱が伝わっていませんでした。あくまで保温タイプの製品なので、完全に冷えたものを再加熱するのにはあまり向いていないようです。もしかしたら低温調理などには使えるかもしれませんが……。

 ともあれ、温かい食事を温かいまま最後まで食べることができる素晴らしいアイテムなので、デリバリーでピザをよく注文する人にはお勧め。動画をよく見る人や長時間のオンラインゲームを楽しむ人のお供にバッチリです。