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聞いてた印象と違う!!Radeon RX 6700 XTを買ったらApexと原神がすごく快適になったぞ
WQHDで高フレームレート狙いならアリ!text by 新井将彩成
2021年4月8日 00:00
3月19日(金)に発売されたAMDの最新GPU「Radeon RX 6700 XT」。レビューの影響もあってか、購入希望者が殺到するような状況ではありませんでしたが、秋葉原のショップでは安価なモデルは早々売り切れていきました。
筆者も発売日に購入した一人で、自宅のビデオカードが数世代前のモデルでいろいろと辛くなってきたので乗り換えました。
使ってみた感想ですが、事前レビューなどで感じた印象よりもだいぶ良く、自分の用途ではかなり満足のいく結果に。どのあたりが気に入ったのか、今回簡単にご紹介します。
発売日の最安モデルはSAPPHIREのリファレンスクーラー搭載モデル
今回、購入したモデルはSAPPHIREの「AMD Radeon RX 6700 XT GAMING GRAPHICS CARD WITH 12GB GDDR6(21306-01-20G)」。Radeon RX 6700 XTシリーズの発売日に最安モデルとしてデビューしたリファレンスデザインのモデルです。店頭価格は税込77,000円でした。
このモデルを選んだ理由ですが、価格が安いというのもありますが、一番は“リファレンスモデル”という部分。“リファレンス”という言葉の響きはやっぱりカッコ良い!初めてAMDのビデオカードを買うなら「当然コレしかないでしょ」ということで選びました。
SAPPHIREのリファレンスデザインモデルはデュアルファン仕様のクーラーを搭載しており、フラットなカードデザインが特徴的。本体サイズは266.7×110.15×39.75mmで、Radeon 6700 XT搭載ビデオカードの中では、サイズが比較的コンパクトになっています。これくらいのサイズなら少し小さめなケースにも設置できそう。
主な仕様は、動作クロックがーム2,424MHz/ブースト2,581MHz、搭載メモリがGDDR6 12GB。画面出力端子にはHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×3を搭載。動作に必要な補助電源コネクタは8ピン×1+6ピン×1となっています。
使ってびっくり!APEXはWQHDでもサクサク、原神は60fps張り付きでめちゃくちゃ快適だった
今回はIntel + Radeon環境でテストします。結論から先に書きますが、1440pで遊ぶならRadeon 6700 XTは良いカードです。思った以上に性能が良く、おぉ、AMDやるじゃん!というのが第一印象。初めてのAMDビデオカードですが驚かされました。
1440pをターゲットとしたビデオカードがどの程度の性能を持ち合わせているのか、最近よく遊んでいるApexと原神での動作の状況を紹介します。テスト機材は以下の通りです。
WQHD/最高画質で120fps以上行ける!Apex Legendsはめっちゃ快適
Apex Legendsでは、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度で描画設定を最高に設定。起動オプションでフレームレート上限を解放した状態でカジュアルマッチングをプレイした際のフレームレートを測定しました。なお、計測はゲーム内のパフォーマンス表示を参考にしています。
プレイ中のフレームレートは90~230fps程度。振れ幅は大きいものの、ほとんどのシーンで120fps以上のリフレッシュレートを記録。マップ降下時や打ち合い、戦術アビリティを使用した場合もカクつきを感じることなく、快適にプレイできました。
設定を一部変更すれば、4K解像度や高リフレッシュレートを利用できる液晶ディスプレイと組み合わせても良いかもしれません。
GPU不足の今ミドルクラスでPCを組むなら「Radeon RX 6700 XT」も◎コスパ重視なら7万円台のモデルを選ぼう!
Radeon RX 6700 XTは、AMDが1440pでのゲームをターゲットにしていると公表していますが、テストした感じではその通りといった結果が出ました。現在、ゲーム向けビデオカードは非常に買いづらい状況ですが、そういった中でもRadeon RX 6700 XTは入手しやすいほうなので、これからミドルハイクラスの性能を狙う人には良い選択肢になるはず。
安価な製品ではありませんが、新世代のビデオカードの導入や旧世代ビデオカードからのアップグレードを考えているのであれば、購入を検討してみる価値はあります。コスパを重視するなら7万円台のモデルは狙い目です。