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512GBのmicroSDカードでNintendo Switchの容量不足を一気に解消するぞ!

せっかく買うなら長く使える高速/大容量の「Samsung microSD EVO Plus」 text by 坂本はじめ

 2017年の発売から6年を経てソフトのラインナップも充実したNintendo Switchだが、5月に発売が予定されている「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム」をはじめ、今後も多くの注目作がリリースを控えている。

 過去の名作から最新の注目作まで楽しめるのは良いが、ユーザーにとって悩ましいのが本体内蔵ストレージの容量不足。今回はそんな問題を一気に解消すべく、512GBと大容量のSamsung製microSDカードを用意。本体ストレージとはケタ違いの容量を実現するmicroSDカードが速度的な快適さも備えているのか、実際のゲームロード時間で確認してみよう。

512GBが5,980円で買える高コスパなSamsung製microSDXCカード

 今回、Nintendo Switchの本体内蔵ストレージの容量不足を解消すべく用意したのは、Samsung製のmicroSDXCカード「Samsung microSD EVO Plus」の512GBモデルだ。

 Samsung microSD EVO Plusは、最大転送速度130MB/sという高速性と、最大512GBの大容量を低コストで実現したコストパフォーマンスの高いmicroSDXCカードで、今回用意した512GBモデルの実売価格は税込みで5,980円前後となっている。

Samsung microSD EVO Plusの512GBモデル。
Samsung microSD EVO Plusの製品パッケージ。SDカードアダプタが付属する。
Samsung microSD EVO Plus 512GBモデルのCrystalDiskMark実行結果。UHS-I DDR200対応カードリーダーを用いれば、スペック値通りの速度を発揮できる。

大作ゲームは1本で10GB以上もあたり前に容量不足が常に付きまとうNintendo Switchの内蔵ストレージ

 Nintendo Switchには複数のバリエーションモデルが展開されているが、本体の内蔵ストレージ容量は32GBまたは64GBとなっている。今回用意したのは64GBのストレージを備えるNintendo Switch(有機ELモデル)だ。

Nintendo Switch(有機ELモデル)。本体の内蔵ストレージ容量は64GB。

 内蔵ストレージはゲームのインストール先として使用されるほかに、Nintendo Switchのシステムやセーブデータ、一部の更新データなどの保存にも用いられるため、32GBや64GBという記憶容量をそのままゲームのインストールに用いることはできない。

 例えば、今回用意したNintendo Switch(有機ELモデル)の本体ストレージにゲームをインストールしていない状態での空き容量は54.0GBで、OSやセーブデータ、更新データなどで10GB近く消費されてしまっていた。

ゲームをインストールしていない状態のNintendo Switch(有機ELモデル)。今回のテスト環境でゲームのインストールに利用できる容量は54.0GBとなっていた。

 18.8GBの空き容量が必要とされる「モンスターハンターライズ:サンブレイク」のように20GB近いゲームを遊ぶ場合、内蔵ストレージ32GBのNintendo Switchでは1本で本体ストレージがほぼ満杯になってしまう。こうした10GBを超えるゲームを複数遊ぼうとすると、64GBの内蔵ストレージを備えるNintendo Switch(有機ELモデル)でも数本しかインストールできない。

19.8GBの容量を使用する「フォートナイト」や、18.8GBの容量を使用する「モンスターハンターライズ:サンブレイク」などは、64GBモデル(有機ELモデル)ならまだ余裕があるが、32GBモデルではこれら1本だけで本体内蔵ストレージの大半を消費することになる。

 新しい大作ゲームのダウンロード版を購入するたびに、インストール容量を空けるため他のゲームを毎回削除していては利便性が損なわれ、Nintendo Switchの充実したソフトラインナップを楽しむことが困難になる。

 そこで利用したいのがmicroSDカードと言う訳だ。今回用意した512GBのmicroSDカードであれば、Nintendo Switch上で利用可能な空き容量は477GBと認識される。これは、Nintendo Switch(有機ELモデル)が備える内蔵ストレージの空き容量54.0GBの約8.8倍であり、非常に多くのゲームをインストールできることが分かるだろう。

512GBのmicroSDカードなら、内蔵ストレージ(64GB)の約8.8倍もの容量が利用できる。なお、データが全く入っていない512GBのmicroSDカードの使用可能領域が477GBとなる主な理由は、フォーマット時に1KiB(表示上はKB)=1,024Bと区切られるためで、その後もMiB・KiBと単位が上がるごとに1,024で区切られるので、512GBのmicroSDカードをフォーマットした時に使用可能な領域が477GB(GiB)となるのは正常な動作だ。

内蔵ストレージとmicroSDカードをゲームのロード時間で比較

 大容量のmicroSDカードはNintendo Switchにインストールできるゲームの数を飛躍的に増やすことが可能なのだが、ゲームのインストール先に求められるのは容量だけではない。ゲームをインストールしたストレージの速度は、ゲームプレイ中に発生するロード時間に影響することが知られており、あまりに低速だとゲームのプレイ体験を損ねることにもなりかねないのだ。

 そこで、今回用意したSamsung microSD EVO Plusの512GBモデルがNintendo Switchのゲームをプレイするのに十分な性能を備えているのか、実際のゲームで生じるロード時間を内蔵ストレージと比較することで確かめてみよう。

 ロード時間を比較するタイトルは、「星のカービィ Wii デラックス」、「スプラトゥーン3」、「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」、「零 ~月蝕の仮面~」、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」、「フォートナイト」の6本。Nintendo Switchは専用ドック経由でHDMI出力をしている状態で計測を行った。

星のカービィ Wii デラックス。
スプラトゥーン3。
eBASEBALLパワフルプロ野球2022。
零 ~月蝕の仮面~。
モンスターハンターライズ:サンブレイク。
フォートナイト。
専用ドック経由でHDMI出力(1080p)している状態のNintendo Switchでロード時間を計測した。

星のカービィ Wii デラックス

 星のカービィ Wii デラックスでは、ステージ中のマップ切り替え時に発生するロード時間について、ステージ1-1で計測した。

星のカービィ Wii デラックス。インストール容量は4.9GB。
ステージ中のマップ切り替えで発生するロード時間を計測した。

 512GBのmicroSDカードで生じたロード時間は約4.66秒で、Nintendo Switch本体の内蔵ストレージが記録した4.40秒より僅かに遅い程度となっている。この程度の差であれば、ロード時間の差はそれほど気にならないだろう。

スプラトゥーン3

 スプラトゥーン3では、「広場」から「クレーター」への移動時に発生するロード時間を比較した。

スプラトゥーン3。インストール容量は6.6GB。
「広場」から「クレーター」への移動時に生じるロード時間を計測。

 512GBのmicroSDカードで生じたロード時間は約9.38秒で、Nintendo Switch本体の内蔵ストレージが記録した8.74秒より約7.3%多くの時間を要したが、その差は実時間では約0.64秒に過ぎない。

eBASEBALLパワフルプロ野球2022

 eBASEBALLパワフルプロ野球2022では、対戦モードで試合を開始するさいに生じるロード時間を計測した。

eBASEBALLパワフルプロ野球2022。インストール容量は8.06GB。
対戦モードで試合を開始するさいのロード時間を比較した。

 512GBのmicroSDカードのロード時間は約8.61秒で、本体内蔵のストレージは約8.38秒だった。本体内蔵ストレージの方が0.23秒ほど早くロードを終えているが、これもやはり計測しなければ分らない程度の差だった。

零 ~月蝕の仮面~

 零 ~月蝕の仮面~では、タイトル画面からセーブデータの選択画面(Load Game)に入り、セーブデータ選択からゲームが再会されるまでのロード時間を比較した。

零 ~月蝕の仮面~。インストール容量は6.6GB。
セーブデータの選択からゲーム再開までのロード時間を計測した。

 各ストレージのロード時間は、512GBのmicroSDカードが約11.59秒で、本体内蔵のストレージは11.10秒。その差は約0.49秒で、512GBは約4.4%多くの時間をロードに要したことになるが、計測しなければ気づかない程度の差でもある。

モンスターハンターライズ:サンブレイク

 モンスターハンターライズ:サンブレイクでは、クエストに出発するさいに生じるロード時間を計測した。

モンスターハンターライズ:サンブレイク。インストール容量は18.8GB。
クエストに出発するさいのロード時間を計測した。

 512GBのmicroSDカードのロード時間は約17.40秒で、本体内蔵のストレージは約13.95秒だった。インストール容量が18.8GBと大きいだけあってロード中に読み出すデータ量も大きいからか、ここでは本体内蔵ストレージの方が3.45秒ほど早くロードを完了している。

フォートナイト

 フォートナイトでは、クリエイティブモードを選択してプレイを開始し、ロビーからクリエイティブステージに移動するまでに生じたロード時間を計測した。

フォートナイト。インストール容量は19.8GB。
クリエイティブモードでゲームを開始するさいに生じたロード時間を計測した。

 512GBのmicroSDカードのロード時間は約59.32秒で、本体内蔵のストレージは約51.96秒だった。今回テストしたゲームの中でもっともインストール容量が大きい(19.8GB)だけあって、ロード時間の差も約7.36秒でもっとも大きい。

Nintendo Switch用として十分使える512GBのSamsung microSD EVO Plus多数のゲームを所有しているユーザーには大容量microSDカードがおすすめ

 Nintendo Switchのゲームインストール用として用意したSamsung microSD EVO Plusの512GBモデルのロード時間は、インストール容量が10GB未満のゲームでは本体内蔵ストレージと1秒未満という僅差で、インストール容量が20GBに迫るタイトルでは本体ストレージと若干差を広げられているものの、いずれもプレイするのに支障が無い程度の差だった。

 Nintendo Switch(有機ELモデル)では基本的に本体内蔵ストレージの方が高速なので、インストール容量の大きいゲームや頻繁にプレイするゲームは内蔵ストレージにインストールするのがおすすめだが、512GBのmicroSDカードを用いれば、所有しているゲームの多くをすぐにプレイできる状態にしておくことができる。

 microSDカードの値段は2023年初めと比較してもずいぶん安くなっている。この機会に大容量microSDカードを購入して、Nintendo Switchのゲームライブラリをより充実したものに強化してみてはいかがだろうか。

[制作協力:Samsung]