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疲れ知らずにFPSが遊べる!バンド型のゲーミングリストレスト「Deltahub Carpio G2.0」を試してみた

 今回紹介するのは、“ゲーミングリストレスト”を謳うアイテム、Deltahub「Carpio G2.0」。

 店頭価格は6,000円。

手首に固定できるマウス用のリストレスト

 Carpio G2.0は、手首に装着できるタイプのリストレストで、マウス操作時の手首の負担を軽減できるという製品。

 一般的なリストレストの場合、一般的に木材やクッション素材などを採用する商品が多く、そういった商品では大きく手を動かすことを前提としておらず、リストレストの位置は固定の場合が大多数。

パッケージ

 一方のCarpio G2.0では、底面がマウスソールと同様のPTFE素材となっており、マウスに合わせてマウスパッド上で自由に動かすことが可能な点が特徴。

 さらにリストバンドのように手首に固定できる仕組みとなっており、手を持ち上げても位置がズレないよう配慮されている。

 長時間のマウス操作による手首の圧迫で、指先のしびれなどを引き起こす手根管症候群などの運動障害が発生する場合もあるが、本製品では医学博士を含む複数の医療専門家が設計に関わっており、そういったリスクを低減できるとのこと。

持ち運びに便利なポーチも付属
手首との接地するパッド部分は柔らかいシリコン素材

 フレーム部とシリコンパッドは着脱可能なので、メンテナンスも考えられた設計。

 サイズはSとLの2サイズで、同社ではサイズの目安として、手のひら(人差し指と小指それぞれの付け根の幅)が、クレジットカードより狭ければS、広ければLサイズを推奨している。

フレームとパッドは着脱可能
ストラップは片側を磁石で固定する仕組み
パッド部は人体工学に基づいた立体的なデザイン

 実際に使ってみると、パッケージには1~2週間ほど慣れるまで時間を要すると記載されている通り、使い始めは違和感があるものの、慣れてくると違和感なくマウス操作が可能になる。

 手首を浮かせてもストラップで固定されているためズレないというのは思っていたより快適で、ゲーム用途でも実用性がある点は同種の製品にない強みと言える。

 なおCarpio G2.0は右手用のみとなっているが、兄弟製品でストラップレス/非穴開きシリコンパッドの「Carpio 2.0」では左手用も販売されているため、左右で使い心地を合わせたい場合にはそちらと揃えることも可能だ。

 一風変わった製品ではあるが、長くゲームを楽しむための負担軽減アイテムとして有用な製品と言えるだろう。