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あと4カ月でいよいよWindows 10のサポートが終了。「Qualit」初夏セールを有効活用してWindows 11への移行を!

予算を抑えつつWindows 11 PCが入手できる安心の高品質中古PC text by 内田 泰仁

高品質な中古PCを販売する横河レンタ・リース「Qualit」では初夏セールを開催中。Windows 10 サポート終了への備えに安心して活用可能だ

 いよいよ10月にWindows 10のサポート期限の終了が迫ってきました。いろいろなところで聞くことがある話題ですが、具体的に何がどうなるのでしょうか。「Microsoftによるサポートが完全に終了する」ことの意味は重く、「個人ユーザーなら別に使い続けても問題ないのでは?」と軽く考えるのは大きな間違いです。

本稿では、残り4か月ほどとなったWindows 10のサポート終了とその対策について、その具体的な内容をチェックします。

サポートが終わったWindowsの“安全性”はやがて穴だらけになる!?

まず、今回のサポート期限の終了により、セキュリティアップデートをはじめとするWindows 10のアップデートが終了します。悪意あるユーザーによるセキュリティ攻撃は日々さまざまなものが登場しており、これらに対する対策はWindowsのアップデートを通じて行われています。にもかかわらず、アップデートが終了してしまうわけですから、セキュリティ面の重大な弱点・欠点を抱えることになってしまうのです。

MicrosoftのWindows 10 サポート終了に関する告知/情報ページ。実はMicrosoft Office 2016/2019も同じタイミングでサポートが終了する

 また、サポートが終了すると、Windows 10に対しては今後機能が追加されることは原則としてなくなります。また、新たに登場する新サービス、最新のアプリケーションやゲームなどの動作環境からWindows 10が除外されたり、新しいデバイスのドライバーも提供されなくなったりする可能性が考えられます。

 安全性が維持できず機能面での将来性も厳しいとなると、そのPCを使い続けるのは避けるのが得策です。いよいよWindows 11へと乗り換えるべきタイミングでしょう。

Windows 11への移行が簡単な場合と難しい場合の境界線

 2025年6月現在、条件を満たせばWindows 10 PCはWindows 11へ無償で移行できます。この「条件を満たせば」というのがクセモノで、1GHz以上、2コア以上の64bit互換プロセッサー(具体的には第8世代CoreやRyzen 2000シリーズ以降など)とTPM 2.0というセキュリティチップをクリアしているかどうかがハードルになる場合が多いです。

 お手元のWindows 10 PCがWindows 11に移行できるかどうかは、Microsoftが配布している診断ツールで簡単に判別できますので、一度確認しておくことをオススメします。診断ツールでチェックした結果、残念ながら移行が不可となった場合には、Windows 11への移行は「PCの買い替え」で対応する必要があります。

Microsoftが配布している「PC 正常性チェック」ツール。Windows 10 PCがWindows 11に移行できるかどうかのチェックも可能
診断の結果、Windows 11への移行ができなかったPCの画面。CPUはサポート外、TPM 2.0にも非対応だったため、PCの買い替えを検討する必要がある

 また、仮にWindows 10からWindows 11への移行が可能だったとしても、要件をギリギリ満たすレベルであれば、将来的にはPCのパフォーマンス不足が生じる可能性があります。ネットのコンテンツを利用したり、文書を見たり作ったりする程度であればあまり問題がないかもしれませんが、古めのPCは、メモリやストレージ(SSDやHDD)が不足しがちです。PCに特別詳しい方であれば自力で解決する方法もありますが、この機会にPC全体のパワーアップ=買い替えを検討するタイミングとも言えます。

参考までに、PC 正常性チェックツールでWindows 11への移行がOKと判断されたPCの表示例(画面左は結果表示、右は詳細表示)

コストを抑えてWindows 11 PCを導入するなら中古PCはいかが?外観のきれいさも求めるなら “Qualit”の中古PCがオススメ!

 いざWindows 11搭載PCへの“買い替えによる移行”をするとして、どんなPCを選べばいいのでしょうか。なるべく予算を抑えて実用的なものを入手したいということであれば、「Windows 11搭載の中古PC」を選択肢としてお勧めしたいです。中古PCであれば価格は最新のPCに比べればぐっとコストは抑えられます。バリバリの最新仕様とはいきませんが、Windows 11が問題なく動くPCであれば「必要十分」以上のPCが程よい価格で手に入ります(ただし、ゲームや本格的なクリエイティブ用途に使いたいなら、スペックの吟味と予算設定は慎重に!)。

QualitではWindows 11 PCをはじめ、さまざまな条件の中古PCを販売している。厳しい品質チェックに基づく超高品質、これに裏打ちされた12カ月保証&期間内不具合無償対応、バッテリーテスト80%以上、と一般的な“中古PC”のイメージを大きく超える安心のクオリティを誇る

 “中古”というと、「古そう」「汚そう」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、横河レンタ・リースが運営する中古PCの販売サイト「Qualit」でPCを選べば、新品同様のクオリティの中古PCをゲットすることも可能です。Qualitの品質の特徴は、本サイトでも過去にレポートしていますので、ぜひそちらも参照していただきたいです。また、Qualitではすでに取り扱っているWindows PCが原則としてすべて“Windows 11導入済み”もしくは“Windows 11へのアップグレードが可能”となっています。Windows 11 PCへの移行を目的にこれからPCを買う場合に安心して製品を選べるのは多くのユーザーに嬉しいポイントでしょう。

賢く買うならセールの活用はマスト! 現在「初夏のわくわくセール」開催中

 Qualitでは6月30日(月)までの日程で「初夏のわくわくセール」を開催中で、厳選したアイテムがさらにお買い得価格となっています。もちろん、セールアイテムはすべてWindows 11対応です。この機会を活かしてWindows 11への移行の準備を進めてみてはいかがでしょうか? ここでは、開催中のセールのラインナップの中から、おすすめのアイテムをご紹介します。

HP ProBook 450 G5 【販売価格 33,000円】

Intelの第8世代Core i5搭載のA4ノートPC。Webなどのコンテンツ閲覧、オフィスアプリの利用には十分な処理能力を持ち、250GB SSDと500GB HDDの2ドライブ構成で十分なストレージ容量を確保している点がポイント。メモリスロットに空きがあるので、メモリ増設でさらにPCの使用感を快適にすることも可能です

HP ProDesk 400 G6 SF 【販売価格 23,100円】

Intel 第9世代Core i5を搭載した、ブックシェルフ型デスクトップPC。メモリ 8GB、SSD 256GBというデスクトップPCとしては控えめな構成ですが、そのぶん価格はぐっと安く、超小型PCやノートPCに比べると筐体に余裕があるため拡張性もあります。最近では搭載例が少なくなってきた光学ドライブ(DVDライター)を搭載しているのもこのスタイルのPCならでは。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen8 【販売価格 48,400円】

2020年に発売されたThinkPadの上位モデル。CPUにIntelの第10世代Core i5、14型フルHD液晶パネルを搭載しつつ重量はわずか1kgちょっと、と性能と携帯性が高い次元でまとまったパワフルなモバイルノートPCです。20時間に迫る長時間バッテリー駆動が魅力の本機ですが、Qualitの中古ノートPCはバッテリーテスト結果80%以上をクリア。十分以上に実用的なバッテリー駆動が可能でしょう。

Windows 11 PCが手元に届いたらいよいよ“お引越し”に取り掛かろう

無事Windows 11 PCを入手できたら、次は今まで使っていた古いPCから引っ越ししましょう。データの引っ越しは比較的簡単ですが、今まで使っていたアプリをコピペ感覚で引っ越すことはできないので、古いPCで使っていたアプリは再インストールで対応しましょう。

旧PCから新PCへの「データの引っ越し」には大容量の外付けドライブやUSBメモリがあると非常に便利。引っ越したいデータの量が多いなら、なるべく大きいものを用意したほうが効率はよい。引っ越し以外にも使い道はいくらでもあるので、この機会に1台持っておいても損はない

データの引っ越し方法はいくつかありますが、直感的で簡単なのは「大容量の外付けドライブやUSBメモリにデータファイルをコピーして新しいPCに持っていく」という方法です。たとえば、ドキュメント(古いWindowsの場合はマイドキュメント)フォルダーの中身、デスクトップ上やそのほかHDD/SSD上に置いてあるファイルやフォルダーを古いPCから新しいPCにコピーする、という流れです。ただし、Windowsやアプリの設定、PCに保管しているID/パスワードなどの特殊なデータは原則コピーできないので、このあたりは別途手段を考えるか、最初から設定しなおすかで対応します。

クラウドが利用できるならデータの引っ越しにも活用可能。こちらも容量には要注意。回線速度によっては時間がかかる場合も

すでにWindows 10 PCでクラウドサービスを活用しているなら、引っ越したいファイルをクラウドに保存し、新しいPCでクラウドに保存したデータを参照(同期やコピーなど)するのが簡単です。OneDriveやGoogleドライブなどの場合、ネットワークサービスのID/パスワードの引っ越しなどにも対応しているので非常に便利です。ただし容量の制限があるので(特に無課金だと容量はかなり控えめです)、引っ越したいデータの量が多い場合には注意が必要です。

Windows 11に移行可能なWindows 10 PCをこのタイミングで購入した場合は、「10月のサポート終了までとりあえずWindows 10のまま使う」または「すぐにWindows 11にアップグレードして使い始める」の2つのプランが考えられます。

Microsoftが配布している「Windows 11 インストール アシスタント」を利用すれば、Windows 11への移行OK なWindows 10 PCをWindows 11に移行するのはそれほど難しくない。データをそのまま引き継げるが、念のためバックアップを撮っておくことが推奨されている

いずれにしてもWindows 11へのアップグレードは自力で行うことになりますが、「Windows Update」からすぐにWindows 11へのアップグレードが可能な場合と、Microsoftから「Windows 11 インストール アシスタント」ツールを使ってアップグレードする方法の2種類が利用できます。今回は詳しい解説は割愛しますが、下記のMicrosoftによる手引きを参照すれば、どなたにでも比較的簡単にアップグレードが可能です(Windows 10からのアップグレードは無償)。