取材中に見つけた○○なもの

改造バカ、ついに自作で弁当を作る&RaspberryPi導入マニュアル

【今月のパワレポ】

[佐々木(以下佐)]今月の特集は「新定番ミドルレンジパーツ×25」です。編集部オススメの注目パーツと、人気ランキング上位のパーツを徹底レビューしています。
[鈴]涼しくなって自作が盛り上がってくる秋を前に定番パーツを勉強するというところでしょうか。
[佐]はい。マザーボード、ビデオカードから、USB DAC、アクセサリまで幅広く集めています。

 今月のパワレポ、注目は、といえば、ついに「改造バカ」が手を出した自作弁当(ぇ 出来上がりは見てのお楽しみ、ということで。高橋敏也さん、3Dプリンタの取材に行ってたりもして、今月はなかなかの活躍ぶりです。

 メインとなる特集は「ミドルレンジパーツ徹底解剖」と「Haswell時代の電源選び新基準」、RaspberryPiの小冊子やライバル誌、WinPCとの対決企画なんかもついてます。

 では、毎月のごとく、佐々木編集長に語ってもらいましょう。

[佐]改造バカは「弁当」の自作です。ふふふ。。。
[鈴]え……
[佐]ちまたではやっているという“キャラ弁”に対抗して”マザーボード弁当”の自作に挑戦しました\(^o^)/
[鈴]そうきますか(笑 えーと、DIMMスロットがきゅうり、PCI Expressスロットが塩サバ、CPUはAMDで、マザーボードはUltra Durable仕様……ってノリノリですなw
[佐]明太子で銅箔層を表現してます(笑)
[鈴]おいしそうな弁当はぜひ誌面でどうぞ(笑 敏也さん、自分できっちり食べてます。
[鈴]お、3Dプリンタもやってるんですね。うちでも記事に注目集まってるんですよ。
[佐]自作で有名なアビーが3Dプリンタに参入と言うことで、高橋敏也さんに取材に行ってもらいました。
[鈴]アビーが参入、ってのは僕もびっくりしました。品質や質感にこだわってきたメーカーだけに、なかなか期待できそうですよね。
[佐]かなりの精度の物を作れてびっくりです。3Dプリンタがどんなものか知りたい方に、ぜひ読んでもらいたいです。
[鈴]これが第1特集、ミドルレンジパーツの徹底解剖ですね。これはどういう基準で製品を選んでいるんですか?
[佐]ミドルレンジで、定番で、ということで、コストパフォーマンスを意識しながらも品質が高いものを意識しています。ぱっと見では地味目の製品が多いのですが、レビューを読むとじわじわ欲しくなってくるものばかりです。
[鈴]H87やB85マザー、GTX 660ビデオカード、1万~2万円くらいのケース……。確かに、渋いところを突いていますね。そんな中で、サウンド関連はちょっと変わった製品も載ってるような。
[佐]サウンドデバイスはユーザーによって用途が大きく異なるので、ゲーマー向け、DTM・ライブ配信向け、オーディオ向けと3種類用意しました。それぞれ、その分野の通が見れば、これは定番だと納得してくれるものばかりです。こんなパーツと組み合わせて使うとおもしろいという提案もありますよ。
[佐]第2特集は電源です。電源はこのところあまり変化がないんじゃないかと思っている方が多いかもしれません。
[鈴]ですね。見た目にわかりにくい製品ですし。
[佐]実際テストしてみて分かったのですが、かなり進化しているんです。変換効率が上がって発熱が減り、その結果準ファンレス製品が増えました。しかも結構な負荷をかけてもファンが回らないものが多いんです。
[鈴]え?今は(準ファンレスで)負荷かけてもファンが回らないんですか?あれって、「アイドル時は静か」というものだった印象が…
[佐]ですよね。でも今の電源は3DMarkを一回実行したくらいだとファンが回らないものがいくつもあるんです。それがどの製品化というのは誌面で確認していただくということで。
[佐]年に一度のお祭りとして、ライバル誌「日経WinPC」との対決企画を掲載しています。究極対至高みたいなノリです。
[鈴]なになに……「ムダなフレームを外し、ファンも交換する」って、かなり本気で勝ちに行ってないですか?(笑
[佐]勝負は勝負ですからね(笑)。お題の「Haswell」にはCore i7のCPUクーラーファンレス静音マシン、「冷却」にはAMD FXの5GHz常用マシンで挑んでいます。どちらもパワレポのノウハウ満載ですが、この企画では“自作の最新形”を表現したいと思っているので、いつもの自作プランよりちょっととがっているかもしれません。
[鈴]そして最後は読者投票、と。結果が楽しみですね~。発表はいつごろなんですか?
[佐]発表は11月29日発売の本誌で行います。昨年はパワレポの大勝利だったのですが、今年はWinPCももっと気合いを入れてきそうな気配なので楽しみです。
[鈴]小冊子はRaspberryPi、と。最近Rapberry Piづいてますね~
[佐]この手のARMボードの中でも、RaspberryPIは手頃でソフトウェア環境が整備されているので、PC自作派とも相性がいいと思っています。
[鈴]組み立てからOSインストール、日本語化、NASのつくり方まで、と結構しっかりした内容ですね。最近、秋葉原でも、一部で店頭販売が始まってたりして、着実に盛り上がってきている感じです。
[佐]自作派なら必要な周辺機器は手元にある可能性が高いですし、この冊子があればLinuxの知識がなくても楽しめますから、ぜひチャレンジしていただきたいです。

※電子書籍版は、公式サイトよりご購入ください。

(鈴木 光太郎)