【不定期連載】レトロな○○ギャラリー ~ アルシスソフトウェアの名作ゲーム ~
2012年10月30日 12:30
今回、筆者の積みソフトの山からご紹介するのは「アルシスソフトウェア」のゲームソフト「スタークルーザー」「リバイバー」「ウイバーン」の3本です。同社との最初の出会いは、パソコンショップの店頭デモ、雑誌で静止画の情報しか手に入らなかった1980年代の後半でした。当時は、人垣でパソコンゲームソフトの店頭デモが見えなかったことを思い出します。ちなみに、これらのソフトが発売されたのは、「イース」「ソーサリアン」「A列車で行こう」シリーズなどの大作が続々と発表された頃です。
賞金稼ぎとなり、自機をパワーアップさせて、宇宙空間を飛び回るというゲームです。ゲームシステムやシナリオ、BGMが秀逸で、今でも3D画像に魅せられて店頭デモをぼーっと見ていた事を思い出します。HDDインストールのような320KB外部メモリ対応という点も印象的でした。
マルチウィンドウ、ローマ字入力、マウス対応のシステム関連に加え、特定のタイミングにしかイベントが発生しないというゲーム内時間の概念と、アイテムの自由さが印象に残っています。ちなみに、ゲーム内のアイテムは飲食出来るのですが、やりすぎるとゲームオーバーになりました。
RPGが流行っていた頃に発売された、メカを成長させてクリアしていくRPGです。同社のデビュー作で、当時流行っていたメカ×オートマッピングダンジョン×RPG的な成長という、人気の要素をふんだんに盛り込んで、さらに当時としては珍しいポリゴンを使って、こっそりと3Dダンジョンの壁を表示しているという作品です。
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