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TwinView対応モデルなどGeForce2 MX搭載カードが続々デビュー
Leadtekからは「WinFast GeForce2 MX」の標準モデルとビデオ出力機能付きの2モデルが発売になっている。後者は標準のVGA出力のほかにビデオ出力をサポートするためのサブボードが搭載され、GeForce2 MXのTwinView機能を初めてサポートしているという点で注目株といえる(ただし代理店のバーテックスリンクによると、現バージョンはまだ未対応で、8月下旬のドライバまたはBIOSアップデートで実現するとのこと)。TwinViewはMatrox G400搭載ビデオカードなどのように、1枚のビデオカードでマルチディスプレイ環境を実現する機能。今回発売された製品はVGA出力とビデオ出力という組み合わせのため、利用範囲はやや狭くなるが、少なくともゲームやDVD-Videoの再生出力とOS環境の両立という使い方などで有効に使えそうだ。実売価格は標準モデルが14,800円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、ビデオ出力機能付きモデルが16,800円~18,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
また、いち早くGeForce2 MX搭載カード「PixelView GeForce2 MX」を投入したPROLINKから、新たにビデオ出力機能付きのモデルが発売になっている。このモデルもLeadtekの「WinFast GeForce2 MX」のように、VGA出力とビデオ出力の2ポートを持っているものの、マニュアルを確認した限りではTwinView機能対応モデルとはうたっておらず、単なる切替え式で利用するタイプなのか、TwinView機能として利用できるタイプなのかは不明。この製品の実売価格は14,800円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。そして、SPARKLEからも標準モデルの「SP6800」が実売価格14,800円で出ており(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、SOHOブランドからも「GeForce2 MX/32D/DVD」という、ソフトウェアDVD-Video再生ソフトのWinDVDをバンドルをした標準モデルが実売価格16,300円で発売になっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
どの製品も32MBのメモリを搭載して15,000円前後と低価格でコストパフォーマンスは非常に高い。先行デビューしたGeForce2 MX搭載カードがいずれも売れ行き好調で、現在品薄になっていることを考えれば、今週発売の新モデルも相当の人気を呼ぶことになりそう。
□WinFast GeForce2 MX(Leadtek Research)
[撮影協力:コムサテライト1号店とOAシステムプラザ東京本店とツクモ11号店とOVERTOP]
http://www.leadtek.com.tw/Egeforce2MX.htm
http://www.vertexlink.co.jp/product/platform/leadtek/geforce2mx/index.html
http://www.prolink.com.tw/english/product/vga/geforce2mx.html
□SP6800(Sparkle Technologies)
http://www.sparkle.com.tw/product/sp6800.htm
□創朋
http://www.soho-jp.com/
(Leadtek GeForce2 MX)
(PROLINK PixelView GeForce2 MX)
(SPARKLE SP6800)
(SOHO GeForce2 MX/32D/DVD)
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