Voodoo4 4500 AGP/PCIのリテールパッケージが出回る

　Voodoo5 5500シリーズに続いて、3dfxから最新ビデオカード「Voodoo4 4500 AGP」と「Voodoo4 4500 PCI」が発売になった。5500の下位モデルにあたり、5500がビデオチップのVSA-100を2個搭載しているのに対し、4500は1個になっている。

　VSA-100が半分の1つになったことで、結果的にフィルレートなどの性能も5500の約半分になっている。メモリも64MBから32MBに半減しているほか、3dfx独自の3D表示技術T-Bufferにも非対応。また、消費電力が小さくなったため、5500のように電源ユニットからの直接電源を供給する仕組みは不要となり、一般のビデオカードと同様にPCIまたはAGP経由のみの電源供給で動作するようになっている。

　カードのサイズも標準的なサイズになっているので、これまでVSA-100を搭載した最新Voodooシリーズを使いたくても、サイズや電源仕様などの問題で見送るしかなかったという人には確実な選択肢になりそうだ。

　アキバには国内代理店経由のパッケージのほかに輸入版なども同時に出回っているが、確認できた範囲では、いずれにも日本語版ドライバが付属していた。AGP版の「Voodoo4 4500 AGP」とPCI版の「Voodoo4 4500 PCI」とも、実売価格は16,800円～19,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

□Voodoo4 4500（3dfx Interactive）
http://www.3dfx.com/prod/voodoo/v4-4500agp-overv.html
http://www.3dfx.com/prod/voodoo/v4-4500pci-overv.html

	（3dfx Voodoo4 4500 AGP）
	（3dfx Voodoo4 4500 PCI）

[撮影協力:ツクモParts王国とクレバリー1号店]