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Matrox Millennium G450のES品が一部で販売スタート
「Millennium G450」は9月に入ってから、ES品を使ったデモや展示があちこちのショップで行われているが、実際に販売された例はこれが始めて。国内代理店が9月下旬発売を発表していたこともあり、当初はES品が流れた後にすぐ製品版が流れるとも思われたが、実際にはそれ以降なぜか音沙汰がなくなり、とうとうショップ側も痺れを切らしてしまったらしい。
Matroxの最新ビデオチップG450は、これまでのG400をベースにTV出力エンコーダーやセカンダリRAMDACなどを統合し、0.18μmにシュリンクした改良版ビデオチップ。機能やスピードで飛躍的な向上があるわけではないが、特別人気のあるシリーズだけに注目度は高い。販売されたES品のカードはDDRメモリを16MB搭載したDualHeadモデルで、パッケージや説明書などは含まれない。同店によると、デバイスドライバが収録されているCD-Rは卸元がつけてきたものという。いくつかのショップが同様のES品で動作デモを行っているところを見ると、本来の性能が100%出ているかどうかはともかく、最低限の正常動作は期待できそうだ。価格は25,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
さすがに今回の販売で入手できる可能性は極めて低いが、同店によると10月中旬には製品版も入荷する予定という。予定より遅れてはいるが、確実に入手できるようになるのも、後は時間の問題だ。
□Millennium G450(Matrox Graphics)
http://www.matrox.com/mga/products/mill_g450/home.cfm
(Matrox Millennium G450) |
[撮影協力:あきばお~3号店]
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