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今度はアルミ製の小型英語キーボードがFILCOから発売に
FILCOのアルミ製キーボードというと、既存モデルの日本語109キーボードをベースに開発された「FKB-109-MM」と「FKB-109-MS」が知られるが、今度の「FKB-65EU-MM」は完全オリジナルで作られた英語65キーボード。10キーのない小型キーボードで、ファンクションキーやPOWERキーは小さなアルミ製の押しボタンを代役にして省スペース化をはかっている。キートップは黒半透明のABS樹脂製で、スイッチはメカニカルタイプ。ただし、メカニカルと言っても「FKB-109-MM」などとは違って感触はかなりソフトな印象を受ける。
アルミが使われているのはケース上面とファンクションキーなど一部のキートップで、ケース底面は鋼鉄製。金属質で重厚感溢れ、どことなく高級感や“プロ仕様”を感じさせるのが大きな魅力だ。ただし、PCとMacintoshの兼用設計で、なおかつ省スペース化を優先しているため、やや特殊なキー配列になっている点に注意が必要。Macintosh用のOptionキーなどがある代わり、PageUpやHomeキーなどの呼び出しがFnキーとの組み合わせになっているほか、キートップの印刷を見る限りでは、InsertやBackSpaceキーがない(おそらく何かのキーとの併用で動作するものと思われる)。
日常的に使用するには苦しい面もあるが、サーバー用やサブPC用などとして使うには良さそう。ただし、小型キーボードにしては実売価格が19,800円と非常に高価なため(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、まずは自分の財布との相談が必要かも。
□FKB-65EU-MM(ダイヤテック)
http://www.diatec.co.jp/special/sinsaku-65eu.html
【2000/6/17】キーボードまでアルミ製に、FILCOから新製品
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20000617/etc_filco.html
(FILCO FKB-65EU-MM) |
[撮影協力:クレバリー1号店とコムサテライト3号店]
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