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i815Eチップセットの内蔵ビデオ機能を省略した廉価版i815EPを搭載したマザーボードが早くもASUSから登場した。型番は「CUSL2-C」で、価格は14,500円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。i815E搭載のCUSL2とほぼ同デザインの基板を採用した製品で、I/Oパネル上のVGAコネクタが省略されたほか、オンボードのUSBハブチップが省略されているなどの違いがある。i815EPは機能が削られただけで機能追加などはないものの、もともと外部ビデオカードをつけるのが当たり前の自作PCマーケットからすれば、この構造のほうが理にかなっているのは確か。これこそ440BXチップセットの純粋な後継、と考えることもできる。 □CUSL2-C(http://www.asus.com.tw/whatsnew/whatsnew2011.html#815ep) |
今週ひっそりとデビューした新CPUが「Cyrix III 550MHz」。片や1.5GHz動作のCPUが云々と言っているご時世に、最新型で550MHzというのだから注目度が高まらないのも仕方がない。販売を始めた唯一のショップでさえ、「あ、これ新しかったんですか」というほどの関心度で、極めて地味なデビューとなった。バルク品で価格は6,970円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、FSBは100MHzで、動作電圧は1.9Vとなっている。
□Cyrix III(http://www.via.com.tw/products/cyrindex.htm) |
ラベルプリンタ内蔵USBマウスなどで話題を呼んだカシオのEZ-USBシリーズに新作が追加された。今度はVGAサイズで約60枚の静止画撮影が可能で、PCと接続することでCCD動画カメラとしても使える低価格デジカメ。価格は9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。型番は、まるで個人用デジカメブームの火付け役となった「QV-10」を思い起こさせる「LV-10」となっている。普通のコンパクトカメラのようなデザインで、それほど質感は悪くなく、しかも1万円以下のデジカメとしては珍しくフラッシュまでついているのが嬉しい。PCとはUSBで簡単に接続でき、OSもWindows 98のほかWindows 2000もサポートされているから、パワーユーザー用の携帯デジカメとしても手軽に利用できる。低価格デジカメの新定番となる可能性も高い。ただし、着脱式のメモリカードは使えない。
□LV-10(http://www.casio.co.jp/productnews/lv_10.html) |
星野金属工業から、また総アルミ製PCケースに関連した製品が発売された。今度は、これまでに発売された同社製PCケースに色を合わせたFDDとCD-RドライブとDVD-ROMドライブが発売されたもので、それぞれフロントベゼルの色がアイボリー、シルバー、ブラック、レッド、ブルー、ホワイトの6種類に分かれている。シリーズ名は「WiNDy MEDIA DEVICE」。もちろん、他社製PCケースに取り付けることも可能で、色付きPCケースを使っている人には朗報と言える。ドライブは、それぞれ人気製品のOEMを受けたもので、性能も折り紙つきだ。まるで靴箱のようなリテールパッケージが目印。価格については「今週見つけた新製品」参照のこと。
□WiNDy MEDIA DEVICE(http://www.soldam.co.jp/wmd/) |
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