【 2001年1月27日号 】

星野金属からVAIOカラーを意識した最新総アルミ製PCケースが発売に

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 星野金属工業から、また新たな総アルミ製PCケースが発売になった。先週一部ショップが予告していたように、今度は既存製品のカラーリングを大胆に変更したバリエーションモデルで、新たなカラーとしてVAIOを意識したような紫系の“バイオレット”と“ミッドナイトバイオレット”などを採用している。製品はフロントが斜面の「JAZZ LV+ Caesar」シリーズと、エントリークラスのATXミドルタワーPCケース「MT-PRO1001β」シリーズの2種類。

 フロントが斜面の独特なデザインで知られるJAZZの最新作は、同社が最高品質塗装バージョンと呼ぶモデルで、外観を全面的に新高品位3コートメタリック塗装という光沢感と平滑感に優れた塗装技術で仕上げている。カラーは“ミッドナイト・バイオレット”というブラックに近いバイオレット(紫)で、光の加減によってブラックやブルーにも見える不思議な色調になっている。新たな塗装技術の採用で仕上がりの質感は非常に高く、まるで自動車塗装のような重厚感と光沢を実現、その表面は周囲の風景が鏡のごとく映りこむほどの艶を持つ。

 電源容量が335Wと500Wの2モデルがあり、このうち500Wの上位モデルについては内部のアルミ製シャーシも黒いアルマイト加工で仕上げられている。いずれのモデルも同色カラーベゼルを持つFDDが同梱され、さらにリムーバブルサイドトレイや80mmファンなどJAZZシリーズのオプションが全て同梱されている。まさにJAZZシリーズ最高峰に位置する製品というわけだ。ユニークな形状とハイレベルの高級感を同時に実現しているという意味で、この製品は新たな注目株になりそう。実売価格は335W電源搭載の「JAZZ LV+ 335 Caesar」が48,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、500W電源搭載の「JAZZ LV+ 500 Caesar」が57,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ATXミドルタワーのMT-PRO1001βシリーズは、MT-PRO1001αの上位版にあたる新シリーズ。MT-PRO1001αで艶消しアイボリーホワイトと艶消しブラックだったカラーが、新たにバイオレットとブラックに変わり、さらに同色カラーベゼルのFDDとCD-ROMドライブを標準搭載している。この中で目新しいのはバイオレットのモデルで、色合いがSONYのVAIOシリーズにソックリ。自作PCの世界にも、いよいよVAIOの影響が本格的に出てきたということらしい。“VAIO風”のオリジナルPCを作りたいという人にはピッタリの製品と言えそう。実売価格はブラックの「MT-PRO1001βB」が38,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、バイオレットの「MT-PRO1001βV」が38,800円~39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、今回発売された製品には全て、ケースと同色のCD-RWドライブやDVD-ROMドライブなどが買える特別割引券がついている。

□JAZZ LV+ Caesar(星野金属工業/ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/windy/jc/
□MT-PRO1001β(星野金属工業/ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/windy/1001be/

 (星野金属工業 JAZZ LV+ Caesar)
 (星野金属工業 MT-PRO1001β)

[撮影協力:ツクモParts王国ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]


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