Apollo Pro266搭載Socket 370対応マザー2製品のサンプル展示始まる

【 2001年2月10日号】

Apollo Pro266搭載Socket 370対応マザー2製品のサンプル展示始まる

　Pentium IIIを使ったシステムでDDR SDRAMが使えるようになる日も、もう間近だ。国内の一部代理店がApollo Pro266チップセットを搭載したマザーボードの発売予定を発表したほか、アキバでも複数メーカーのサンプル品展示が始まっている。
　真っ先に国内での発売予定を発表したのは、GIGABYTEの国内代理店であるバーテックスリンク。製品はApollo Pro266チップセットを搭載したSocket 370対応マザーボード「GA-6RX」で、2月16日(金)から出荷を始めるという。この製品は、IDE-RAID機能とAGP Pro対応という付加機能もあり、実売価格は27,000円前後になる見込みという。
　この「GA-6RX」についてはアキバでも早速サンプル品展示が始まっており、実物はTSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOPで見ることができる。DIMMスロットは4本あり、マザーボード上のシルク印刷を見る限りでは、FSBや電圧設定などをユーザー側でジャンパピンを使って細かく指定できるようだ。また、GIGABYTEらしい青い基板を使っているのも印象的。
　さらにT-ZONE. PC DIY SHOPでは、DFIの「CD70-SC」というApollo Pro266チップセット搭載Socket 370マザーボードも展示中だ。この製品のDIMMスロットは3本で、IDE-RAIDなどの付加機能は特についていない。「GA-6RX」と比べると価格が安いのが特徴で、同店によると予価は18,800円だという。入荷時期は2月下旬。また、初回出荷分については同店で同時に展示しているDFIオリジナルのデイパックがプレゼントされる特典もあるそうだ。
　DDR SDRAMの環境については先にAthlonのシステムが実現していたが、これでようやくPentium IIIのシステムでも実現可能になる。あとは時間の問題だ。
□GA-6RX（Gigabyte Technology／バーテックスリンク）
http://www3.gigabyte.com.tw/products/6rx.htm
http://www.vertexlink.co.jp/news/press/2001020701.html
□CD70-SC（DFI）
http://www.dfi.com.tw/product/ProductList2.asp#Socket%20370

　（GIGABYTE GA-6RX）

　（DFI CD70-SC）

[撮影協力:TSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]

[↑前の記事]：	新定番となるか？IBMがドライバ不要のUSB接続メモリキーを発売
[↓次の記事]：	SUMA製“カノープス風”ビデオカードの展開が急ピッチ、新たに2製品発売

戻る　

	（GIGABYTE GA-6RX）
	（DFI CD70-SC）