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2GHz超CPUへの対応を目標に開発されたTaisol製CPUクーラーが発売
出回り始めたのは、シリーズ4モデルのうち「CGK742AL-SF」「CGK760CU-SF」の2モデルで、前者のヒートシンクは総アルミ製、後者がアルミ製ヒートシンクをベースとしつつCPUとの接触面に約4mmの銅を埋め込んだハイブリッド仕様になっている。ヒートシンクの形状はAthlonリテールパッケージに同梱されたCPUクーラーと同じオーソドックスなもので、最近急増しているユニークな構造を採用した製品とは一線を画すが、対応するCPUクロックについてはオーバー2GHzを目標に開発されたというだけあり、パッケージ上に「1.xG~2.xG対応」「どこまで冷やせるかはCPUの発売待ちです」と意味深な説明がつけられている。
具体的にどの点が優れているのかが具体的に明示されていない点と、最終的にどこまで動作保証してくれるのかが不明という難点はあるが、将来性やオーバークロック用のマージンを求める向きには要チェックの製品と言えそうだ。
現在、並行輸入品と見られる製品と、国内代理店のエス・エヌ・イーが発売した日本語リテールパッケージ品の2種類が出回っている。価格は「CGK742AL-SF」が3,800円~3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「CGK760CU-SF」が7,480円~7,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□KING OF CPU COOLERS(エス・エヌ・イー)
http://www.sne.ab.psiweb.com/KINGOFCPUCOOLERS.htm
(CPUクーラー) |
[撮影協力:パソコンハウス東映とコムサテライト1号店]
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