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IBMから20GBの大容量プラッタと7,200rpmの高速スピンドルを採用した3.5インチIDE HDD「Deskstar 60GXP」シリーズが発売になった。同様のスペックの製品はSeagateやMaxtorなどからすでに発売されているため、スペック的にはさほど目新しい点はないが、信頼性やIDE RAIDでの実績などの点からもっとも人気の高いメーカーの製品でもあり、待ち望んでいたという人も多いに違いない。現在入手可能なのは41GB(41.17GB)モデルと61GB(61.49GB)モデルのみで、早ければ来週には21GB(20.57GB)モデルも入荷する見込み。実売価格は41GBモデルが20,400円~23,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)で、61GBモデルは25,800円~27,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Deskstar 60GXP(http://www.storage.ibm.com/hardsoft/diskdrdl/desk/ds60gxp.htm) |
先々週のFSB 266MHz版Athlon 1.2GHzに続いて、今週はFSB 266MHz版Athlon 1GHzのリテールパッケージが発売になっている。注目はFSB 266MHz版であることを示す目印が変更されているところ。1.2GHzにあった、パッケージ表面の赤い「With 266MHZ FrontSideBus」というシールのほかに、動作クロックを示す部分が「1000-266MHz」という記述になり、ハイフンの後にFSBの値が追加されている。一見すると「1000-266」という表記は1000から266を減算する意味とも誤解されそうだが、一応の工夫はしたようだ。実売価格は23,400円~27,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、1.2GHzのFSB 266MHz版も、今週から最新入荷分では1GHzと同様に「1200-266MHz」という表記になっている。 □Athlon(http://www.amd.com/japan/products/cpg/athlon/) |
“カノープス風”ビデオカードこと、SIFテクノロジー採用の韓国SUMA製GeForce2 MX搭載ビデオカードにまた新種が登場。これまで発売されたVGA×1構成のType A、VGA×2のType B、BNC×1のType Dに続く製品で、今度はVGA×1+DVI×1構成のTwinView対応モデル「PLATINUM GeFORCE2 MX SIF Type C」が発売になった。これまで同様、出力コネクタの部分は交換可能な高架橋型サブ基板になっており、これを差し替えることでType AやType Cのモデルにもなる。実売価格は17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、VGA×1+DVI×1構成のサブ基板も単体で「SIF Type C」として同時発売されている。実売価格は6,380円~6,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□SIF Type C(http://www.mcjpc.com/suma/type_c.htm) |
GeForce2 MX400には、やはりオリジナルのマーキングが存在した。第1弾製品として登場したInno3Dブランド「Tornado GeForce2 MX400」は、GeForce2 MXと変わらないまったく同じマーキングのビデオチップが載っていたが、若干遅れて発売された東海理化販売の「VMX400-32A」には、実は正式なオリジナルのマーキングが施されたビデオチップが載っていることがこのほど確認できた。基本的にGeForce2 MXのものとかなり似ているものの、「400」という文字がしっかりと追加されている。この例からすると、先に紹介したGeForce2 MXと同一のマーキングは、一部初期ロットのみのイレギュラーなパターンである可能が高そうだ。また、確認はできていないが、GeForce2 MX200もおそらく同様のオリジナルのマーキングが存在しているものと見られる。 □VMX400-32A(http://www.torica.com/products/torica-original/graphic/GeForce2%20MX.htm) |
ノートPCを酷使するパワーユーザーにはまさに朗報だ。以前から出る出ると言われながら、なかなか姿を見せなかった9.5mm厚で30GBの2.5インチHDDがようやく発売になった。製品は東芝の「MK3017GAP」で、15GBプラッタを2枚内蔵している。これを使えば薄型ノートPCでも30GBの大容量ストレージを内蔵することができ、またスピードの向上も期待できる。ただし、販売している一部ショップのアナウンスによると、現在販売されているものは、本来の仕様であるUltra ATA/100と2MBキャッシュは実現されておらず、実際にはUltra ATA/66と1MBキャッシュになっているとのこと。本来の仕様になって流通するのは、4月以降の予定という。実売価格は32,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□MK3017GAP(http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/topicj08.htm) |
週末直前になって円が急落した影響が、もろにメモリ価格に出ている。円の動きと連動して実売価格が急上昇をはじめ、31日(土)調査のデータでは、今一番動きのあるPC100とPC133のSDRAMが軒並み平均価格を上げている(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。256MBクラスでは、どちらも先週比約1,300円高という急上昇ぶりで、ショップ側も慌てている様子。この先の見通しはショップによってもバラバラで、今後も上昇を続けるというショップもあれば、一時落ち着くのではないかというところもある。ひとまず、PC133 256MBの平均価格が1万円台に復帰してしまったこともあり、近々メモリを購入しようと考えていた人は、早めの判断が必要かも知れない。 |
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