【 2001年3月31日号 】

最大約50枚のフィンを扇型に並べた奇怪なヒートシンクが登場

Zalman TechZalman Tech
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 一部のショップが以前から入荷を予告していた、奇怪な形をしたヒートシンクがアキバに出回り始めた。韓国Zalman Techというメーカーの製品で、最大約50枚の薄板フィンをずらりと扇状に並べているのが特徴。

 とにかく見た目のインパクトは強烈。これまでにない構造で、見た目は工業製品というよりも装飾品といったイメージに近い。ヒートシンクのベース部分に対して垂直に最大50枚の薄長の金属板を挟み込み、その金属板をベース部分を支点にして等間隔に広げるという独特の構造になっている。金属板は数本のスリットがあるほか、ベース部分より上側が2系統に先割れするなど、気流の自由度を高める工夫も見られる。

 こうした独特のヒートシンクの構造から、ファンの取り付けもユニークなものになっている。一般的なCPUクーラーと同じようにヒートシンクとファンを一体化することができないため、この製品ではオリジナルのファン設置金具を用意し、これをPCケースの拡張カード用ブラケットにネジ止めすることで、ヒートシンクの真上にファンがかぶさるように設置する方法をとっている。つまり、完全にファンとヒートシンクは独立しているわけだ。こうした構造から、PCケースに手を入れる隙間が狭まってしまい、PC全体のメンテナンス性が落ちるというのは大きな難点ではある。

 肝心な冷却性能については、CUSTOMのテストによるとファンとヒートシンクの距離によってだいぶ結果が異なるそうで、ファンとヒートシンクを至近距離まで近づけた状態ではAthlonを1.4GHzで動作させても問題なく運用できたとのこと。製品には保証するCPUの動作クロックなどは一切記述されていないので、本当の性能はこうした情報を頼りに自分自身ででいろいろと研究してみるしかなさそうだ。

 確認できたところでは、製品は4種類存在する。「CNPS2005」はアルミ製の金属板約50枚を使ったもので実売価格は3,780円~4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「CNPS3000」は銅製の金属板約40枚を使ったもので実売価格は4,080円~4,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「CNPS3100」は銅製の金属板約50枚を使ったもので実売価格は4,480円~5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「CNPS3100-GOLD」は「CNPS3100」を金メッキしたもので実売価格は5,680円~6,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、この製品にはファンに対する電源電圧を12V→5Vに降圧するケーブルがついており、ファンの音が気になる場合はこれで回転数を落として静かにさせることができるそうだ。

□Zalman Tech
http://www.zalman.co.kr/

 (Zalman Tech 扇型ヒートシンク)

[撮影協力:PCiN秋葉原コムサテライト3号店CUSTOM]


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