|
ノートPC用のMobile Pentium IIIがついに1GHzに到達、電圧に変化あり
Mobile Pentium III 1GHzは19日(月)に発表されたばかりのモバイル用最高速CPU。基本的な仕様はこれまでどおり変わらず、ダイナミックに動作電圧と動作クロックを切り替えるSpeedStepテクノロジーも従来どおりサポートされている。
ただし、動作電圧に変化があり、これまでリテールパッケージで一般に売られていたMobile Pentium IIIでは850MHzまでがパフォーマンスモード1.6V/バッテリー最適化モード1.35Vだった仕様が、900MHz以上のモデルからパフォーマンスモード1.7V/バッテリー最適化モード1.35Vに変更されている。そのため、Micro-PGA2対応のベアボーンノートPCであっても、この電圧をサポートした機種でないと、そのまま載せ換えても動かない可能性が高い。この点は要注意だ。なお、Mobile Pentium III 1GHzはバッテリー最適化モードでは700MHzでの動作になる。
また、アキバでは同時にMobile Pentium III 900MHzの販売も始まっている。実売価格は75,800円~77,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。バッテリー最適化モードでは、Mobile Pentium III 1GHzと同様に700MHzでの動作になる。
□Mobile Pentium III processor family(Intel)
http://developer.intel.com/design/mobile/pentiumiii/
(Mobile Pentium III) |
[撮影協力:LAOX PC・DO SHOPとOVERTOP]
[↑前の記事]: | 最大約50枚のフィンを扇型に並べた奇怪なヒートシンクが登場 |
[↓次の記事]: | ABITからRAID機能搭載のPentium 4対応マザー「TH7-RAID」登場 |
Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp
|