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128MB RIMMを2枚同梱したPentium 4リテールパッケージ発売
新しいリテールパッケージに同梱されているメモリはSAMSUNG製の128MB RIMMが2枚。従来のリテールパッケージに入っていたSAMSUNG製64MB RIMMと比較すると、ヒートスプレッダの色が異なっており、64MBではブルーだったのが128MBではシルバーに変わっている。両者を比べた場合、ヒートスプレッダ上に貼られているシールの内容を確認すればメモリ容量の違いが確認できるが、簡単なところでは、このヒートスプレッダの色を見るだけでも判断ができる。
困ってしまうのはリテールパッケージそのもののデザイン。同梱メモリの容量が違うという商品としての大きな違いがあるにもかかわらず、従来の64MB×2バージョンと128MB×2バージョンは簡単には見分けられない。見た目はまったく同じで、一目でわかるようなシールやマークなどは一切ついていない。見分けるためには、パッケージ裏面にある仕様欄を確認し、右下にある「Two xx-MB PC800 Non-ECC RAMBUS* Memory Modules」という記述のxxが「64」であるか「128」かを見る必要がある。また、側面についているシールも128MB×2のバージョンでは製品名の後ろに「w/256MB Memory」という記述が追加されているので、ここでも確認は可能。さらに同じシールにあるPROD CODE欄の文字列には、128MB×2のバージョンで「GR2」、64MB×2で「GR」という文字が入っている。いずれも一目ではわからない小さな部分なので要注意だ。
実売価格は107,800円~128,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。従来の64MB×2のバージョンと比較すると平均価格では30,000円程度高価だ。メモリ量の違いを単純にPC800 RIMM 128MB 1枚分と換算すると、単体の平均価格は20,000円程度であり、どちらかといえば、これは高めの価格差ということになる。
もっとも、マザーボード側に実装する際に2枚ずつスロットを消費するというRIMMの特性からすると、64MB×2という構成はもともと現実的ではなく、価格が少々価格が高くとも128MB×2というほうが多くのユーザーにとってはメリットがあると言えるのかも知れない。
□Pentium 4(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/pentium4/
(Intel Pentium 4) |
[撮影協力:OVERTOPとLAOX PC・DO SHOP]
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