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国産バージョンの「Super超頻之家」が登場、総アルミの独自仕様
その製品はジャパンバリューの「PM-CMBS」。ATXケースの中にあるマザーボード固定用のスライド式ベースボードを単体で売り出したような製品で、アルミ製の板にマザーボード固定用穴と拡張カードの固定用アームのみを用意したシンプルなもの。「Super超頻之家」とは違って、マザーボードと拡張カードをしっかり固定できる構造をもつため、安全性や見た目のスマートさでは、こちらの方が断然上だ。
「PM-CMBS」だけではドライブ類の設置ができないという問題もあるが、これは同社の汎用ステイ「PM-CASS」などと組み合わせることで解決可能。万能ステイとは、ATXケースの中にあるドライブタワーの片側面だけを取り出したような板で、ドライブ固定用の穴がいくつも用意されている。これを「PM-CMBS」に取り付けることで、ドライブをさまざまなスタイルで取り付けられるのだ。マザーボードと「PM-CMBS」を水平設置した場合は、万能ステイを垂直に取り付け、その両面に張り合わせてドライブを縦型設置できる。また、マザーボードなどを垂直設置した場合は、万能ステイを平行に2枚垂直に立てれば一般的なドライブタワーと同様、ドライブを水平に段重ねで設置することも可能。工夫次第でいろいろな設置パターンを実現できるというわけだ。
電源の設置スペースがないことや、「Super超頻之家」に同梱されていた電源スイッチやLEDなどがないといった弱点もあるが、基本的な構造や拡張の自由さは「PM-CMBS」のほうが勝る。「Super超頻之家」がすでに手に入らないという状況もあって、しょっちゅうPCの内部をいじるパワーユーザーや企業内のサポート担当者などには、これから「PM-CMBS」が重宝しそうだ。
「PM-CMBS」の実売価格は4,380円~4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「PM-CASS」の実売価格は1,950円~3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□PM-CMBS/PM-CASS(ジャパンバリュー)
http://www.jjv.ne.jp/Product/Pm-cmbs/
http://www.jjv.ne.jp/Product/Pm-cas/
【1999/6/21】究極のスケルトンPCケース?台湾製「Super超頻之家」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/990612/frame_case.html
(ジャパンバリュー PM-CMBS) |
[撮影協力:高速電脳とテクノハウス東映とコムサテライト3号店とOVERTOP]
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