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USB接続の回転式CDライブラリー登場、まるで食器洗い機?
台湾Dacal Technologyが開発した製品で、その名も「CD Library」という。白と青半透明の洗面器を貼り合わせたようなボディで、内部にCDを立てて円状に並べると、いかにも見た目は食器洗い機のよう。内部の回転式円板にルーレットのような番号付きスリットが150本刻まれており、ここに1枚1枚CDを差し込む構造になっている。
最大150枚のCDの中から任意のCDを検索して取り出すには2つの方法がある。
まずひとつは、本体正面にある小さなつまみを使う方法。つまみの横には数字を表すLEDがあり、TVのチャンネルのようにつまみをクルクルと回すと数字が変化する。そして狙った数字が出たところでつまみを押し込むと、円板が自動的に回りだして該当番号のスリットにあるCDを正面まで移動させ、取りやすいように上に少しだけ浮かしてくれる。
そして、もうひとつはPCから指示する方法。このライブラリにはなんとUSB端子が用意されており、PCと接続して付属データベースソフトと連携させることができる。PCでCDを検索すると、その結果にしたがって「CD Library」が自動的に円板を回して該当するCDを差し出してくれるのだ。
また面白いことに、USB接続された「CD Library」は自動的にIDがふられ、1台のPCで最大128台つないで制御することができるという。マニュアルによると、スタッカブル構造で積み上げていくことも可能で、5台程度までは平気なようだ。
大量のCD-ROMやDVDを「CD Library」で管理すれば便利なことこのうえない。例えば雑誌の付録CD-ROMを一発で取り出したり、好みの映画や音楽をすぐに検索して取り出すことができるのだ。CDがボディ内でクルクルと回る姿はコミカルだが、これもどこか愛嬌があって、実際に使ってみると愛着が湧くかもしれない。CD-ROMやDVDの管理に困っている人は検討してみてはいかが。もし、飽きてしまった場合も、おみくじマシンに転用してしまえば無駄にはならない。
販売しているのは、あきばお~参號店。日本語マニュアルつきで、実売価格は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、今回の入荷は試験的なもので、在庫は1個のみとのこと。もし、売り切れていた場合でも、欲しいという人は遠慮せずに同店に問い合わせしてみよう。いずれ再入荷するかもしれない。
cdlibrary1.wmv (約530KB / 約10秒 / 320x240pixel / 384Kbps / WindowsMedia8) 「CD Libraryの動き(1)」 |
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cdlibrary2.wmv (約580KB / 約13秒 / 320x240pixel / 384Kbps / WindowsMedia8) 「CD Libraryの動き(2)」 |
□CD Library(Dacal Technology)
http://www.dacal.com.tw/library.htm
(Dacal CD Library) |
[撮影協力:あきばお~参號店]
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