構造は「ベース板の上に渦巻状のフィンが乗っている」というもので、さらにその上に5,200rpmの同社製ファンを搭載している。
　渦巻き部の中央は空洞。

　公表されている対応クロックは最大2GHzで、熱抵抗は0.37 K/W、動作音は39dBという。

□ニュースリリース(山洋電気)
http://www.sanyodenki.co.jp/release/20010824d.html

[撮影協力:高速電脳とCUSTOM]

　従来のMC370シリーズの改良版にあたる製品で、円柱を独自の「Helicoid構造」にしたことで表面積を2倍に増やしたのが最大の特徴という。この「Helicoid構造」は、円柱の大部分にネジ山状のリブを切ったというもので、表面積の増加のほかに、通風の面でもメリットがあるという。

　オウルテック扱いの製品で、山洋製4,600rpmファン付きモデルと、ヒートシンクのみのファンなしモデルの双方が店頭発売されている。

　箱パッケージには対応クロックに関する記述はない。

[撮影協力:高速電脳]

　Socket A周囲のマウント用ホールを使って固定するタイプの製品で、CPUとの接触部には銅が利用されている。
　搭載ファンはDELTA製の8cmタイプで回転数は4,000rpm。動作音は40dBという。対応クロックに関する記載はないが、熱抵抗値は0.28 deg C/W（ファンを吸出し方向に設置時）または0.32 deg C/W（ファンを吹き付け方向に設置時）とされている。

　マザーボードへのマウント機構はバネを利用したもので、マウント部分だけを見ればSwiftech MC462シリーズと類似点がある。

　上記のほか、高速電脳でも20日(木)ごろから販売予定。

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[撮影協力:CUSTOMと高速電脳]

　パッケージには「Open Cooler」と書かれている。

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]

　構造はアルミ素材と「電磁波遮断素材」、「高電磁波除去素材」をサンドイッチ状に挟み込んでいるというもの。素材の外見は「電磁波遮断素材」が銅のような金属、「高電磁波除去素材」が絶縁性のゲル状素材で、アルミ自体も「軟質アルミニウムよりも電磁波の吸収効率が高い硬質アルミニウムを使用している」（ジャパンバリュー）という。
　メモリチップに直接接触するのは「高電磁波除去」の機能を持ったゲル状素材。

　DIMMに装着する際は、いったんネジを外して解体し、DIMMを挟み込んで再度ネジを締めなおす必要がある。

　両面実装のDIMMにのみ対応した製品で、片面実装のDIMMには対応していない。

[撮影協力:高速電脳]

　3.5インチベイに固定できるように改良されているのが特徴で、機能や接続方法は従来モデルと同様。「抵抗器による発熱がないため、長時間運用しても安定している」という特徴も変わりない。
　回転数調整ツマミと調整レベル表示用LEDはベイの前面部についている。

　高速電脳によると「3.5インチベイの形状によっては設置できないことがある」そうで、現在は同店のみで先行テスト販売中という。

　これまで発売されていた製品は基板のみのST-01とブラケット部取り付け用金具がついたST-02の2タイプのみだった。

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[撮影協力:高速電脳]