Microsoftからワイヤレス型を含む改良光学マウスが続々デビュー
同社の光学式マウスとしては初のワイヤレスタイプとなるこの「Wireless IntelliMouse Explorer」は、マウス本体とレシーバで構成される製品。光学式センサーに、スキャン速度を従来の毎秒2,000回から毎秒6,000回にアップした新型の「IntelliEye」を採用し、より精度の高い入力が可能になっている点も特徴のひとつだ。
通信方式には2チャネルから選択できるデジタル無線方式を採用し、通信可能範囲(1.8m)の中に複数のレシーバがあっても混信することなく使用が可能だという。マウスの電源は単3形電池2本で、電池寿命は1日3時間程度使用した場合で約3ヶ月としている。電池の残量はタスクトレイに表示されるアイコンで確認できるので、突然電池が切れて慌てるといったことはないだろう。
そのほか、おなじみのホイールやカスタマイズ可能な5つのボタンを備える点は従来どおり。電池を内蔵するため、従来のコード接続型マウスを使っていた人にはマウス本体が若干重く感じられるかもしれないが、この辺りの好みは人それぞれのため、購入前に店頭デモなどで実際に手に取って確認してみるのがよいだろう。
このほか「IntelliMouse Explorer」や「IntelliMouse Optical」といった従来モデルにも、センサーを新型IntelliEyeに変更した新タイプのものが登場している。とくにIntelliMouse Explorerは、センサーのほかマウス本体のデザインも変更されており、若干スリムになったという印象を受ける。
さらに、初めてホイールを搭載しマウスオペレーションに革命を起こしたとまで言われた名機「IntelliMouse」が、なんと今回新しいパッケージングで「新製品」として登場、生産終了からの復活を遂げている。従来のIntelliMouseとハードウェアの面で異なる部分はなさそうだが、オーソドックスなデザインで使いやすさにも定評のあったマウスだけに、今回の復活に喜ぶ向きも少なくないだろう。
実売価格は「Wireless IntelliMouse Explorer」が9,300円~9,800円、「IntelliMouse Explorer」が6,780円~7,800円、「IntelliMouse Optical」が5,980円~6,900円、「IntelliMouse」約2,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、スクロール用のホイールやWebブラウザの「戻る」「進む」に対応したキーや、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」などのショートカット対応キーを本体左側に備えた最新型のキーボード「Office Keyboard」の日本語対応モデルも発売になっている。実売価格は8,480円~8,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
また、27日(土)にはこれら新製品のキャンペーンも実施され、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館前では、実演販売人・柏木厚志氏による「Wireless IntelliMouse Explorer」の実演口上販売が実施された。ライバル製品であるLogitech(ロジクール)製ワイヤレス光学マウス「Cordless MouseMan Optical」と比較しながらのパフォーマンスで多くの人を集め、実際にその場で買い求める人も見られた。このほか、特製コスチュームを着たキャンペーンガールも出没し、人気を集めていた。
intellimouse.wmv (約27MB / 11分40秒 / 320x240pixel / 384Kbps / WindowsMedia8) 「Wireless IntelliMouse Explorer実演口上販売」 |
□Microsoftハードウェア(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/hardware/
(Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer) | |
(Microsoft Office Keyboard) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]
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