32倍速や16MBバッファなど高性能なCD-R/RWドライブ3機種が登場
アイ・オー・データ機器から登場したのは、32倍速という業界最速のCD-R書き込み速度を持つATAPI接続型内蔵CD-R/RWドライブの「CDRW-AB32B」。採用ドライブは三洋製の「CRD-BP1600P」で、4MBのバッファにバッファアンダーランエラー防止機能のBURN-Proof、さらにメディアの状態をリアルタイムにモニタし最適な記録速度を保つというFlexSS-BPを搭載している。CD-RWの記録速度は10倍速で最速というわけではないが、CD-Rへの書き込み作業を頻繁に、あるいは大量に行なうという人にはうってつけのドライブと言える。実売価格は14,880円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ミツミの「CR-4809TE」は、16MBという過去最大のバッファを搭載するCD-R/RWドライブで、CD-R書き込み24倍速とCD-RW書き換え12倍という、高速な記録スピードの組み合わせになっているのも特徴だ。CD-R書き込みこそ、先の「CDRW-AB32B」の32倍速が出たため最速とは言えないものの、これを考慮しなければ記録速度に関しては最速性能を組み合わせたドライブと言える。これまで「CD-R書き込み24倍速」もしくは「CD-RW書き換えが12倍速」のどちらか備えているケースはあったが、両方を備えているのはこれが初めて。バッファアンダーランエラー防止機能のExacLinkも備えており、書き込みエラー対策も万全だ。CD-R書き込み速度は最速ではないものの、業界最速のCD-RW書き換え速度とバッファ容量の多さという点に関しては、最強と言ってもよいだろう。実売価格は9,799円~12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
玄人志向の「PH1621809EP」も前述のCR-4809TEと同じく、24倍CD-R速書き込みと12倍速CD-RW書き換え速度を実現したドライブで、実売価格が9,970円~10,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)と若干安いのが魅力。製品自体はPhilips製だが、ドライブ本体に貼られたシールに「MITSUMI MODEL:CR-4809TE」とあることから、ドライブ自体はCR-4809TEとほぼ同じものと思われる。ただし、バッファの容量が16MBかどうかは不明だ。記録スピードと価格のコストパフォーマンスという点では、こちらのほうがCR-4809TEよりもお買い得だ。
□CDRW-AB32B(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.co.jp/products/cdrw/2001/cdrwab32b.htm
□PH1621809EP(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/drive/ph1621809ep.html
(アイ・オー・データ CDRW-AB32B) | |
(ミツミ CR-4809TE) | |
(玄人志向 PH1621809EP) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.とTSUKUMO eX.とコムサテライト1号店とコムサテライト2号店とコムサテライト3号店]
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