7,200rpm/40GBプラッタの120GB HDD「Deskstar 120GXP」が発売に
「Deskstar 120GXP」シリーズは11月に発表されたIBMの最新IDE HDDで、120GBの大容量モデルが用意されているのが大きな特徴。内部の磁気メディアにデータ記憶密度を従来の4倍まで拡張できるという新素材の反強磁性結合メディア、ピクシー・ダストを採用することで大容量化が実現できたという。速度に関しても、スピンドルが7,200rpmでプラッタが40GBという有利なスペックを持つため、内部データ転送速度は最大592Mbit/s(74MB/s)という高速性能を誇る。
7,200rpmで120GBの容量を持つ製品に関しては、先にWesternDigitalからWD Caviarシリーズの「WD1200BB」が出ており、現時点では価格的にずっとこちらのほうが有利だが、内部データ転送速度に関しては「Deskstar 120GXP」のほうが早い。容量と同時にスピードに対しても高い性能を求めるのなら、今回のIBM製品を選ぶべきだろう。
実売価格は80GBモデルの「IC35L080AVVA07」が25,800円、120GBモデルの「IC35L120AVVA07」が42,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□Deskstar 120GXP(IBM)
http://www.storage.ibm.com/hdd/desk/ds120gxp.htm
【2001/11/10】WesternDigitalから7,200rpmで120GBのHDD登場、価格は4万円台
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011110/etc_wd1200bb.html
(IBM Deskstar 120GXPシリーズ) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとZOA秋葉原本店とTWO-TOP秋葉原2号店]
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