【 2001年12月28日号 】

PlayStaion2似の自作PCキットがTualatinコア対応に、「P:z Plus」

P:z PlusP:z Plus
P:z PlusP:z Plus

 本体の前面や上面に直線の溝を設けた“PlayStation2風”デザインの小型PCケースを採用したことで話題を呼んだ星野金属の自作PCキット「P:z」に、新たにTualatinコアCPU対応モデル「P:z Plus」が登場した。

 「P:z Plus」が採用しているマザーボードは、TualatinコアCPU対応のi815Eチップセットを搭載したMicrostar製Socket 370マザーボード「MS-6351」。10Base-T/100Base-TX対応LANインターフェイスやIEEE-1394インターフェイス(6ピン)、S-Video出力、コンポジットビデオ出力など、従来のP:zが備えていた豊富なインターフェイスを損なうことなくTualatinコアCPUの搭載を可能にしたのが特徴だ。

 前モデルにおいては「デザインはよいがTualatinコアCPUに対応していないのが難点」という向きも少なくなかったようだが、その唯一の弱点を克服した「P:z Plus」は、デザイン性と機能面の両方に優れた、より一層魅力的になった自作PCキットと言えそうだ。もちろんコンパクトなケースサイズも従来どおりなので、省スペース型デスクトップPCを自作したいという人にも気になる製品だろう。

 本体カラーは前モデルにもあったシルバー(S103 S)、ブラック(S103 B)、ガンメタリック(S103 G)に加え、ホワイトパールマイカ(S103 WPM)、光沢仕様のグランブルーメタリック2002(S103 GBM2002)とグランルージュメタリック2002(S103 GRM2002)という全6種類が用意されている。

 実売価格は45,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□P:z Plus(ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/barebone/pz_plus/
□MS-6351(エム・エス・アイ コンピュータ ジャパン)
http://henry.msi-computer.jp/product/motherboard/mb_spec?mb_id=45
【2001/10/13】PlayStation2似のアルミ製PCケース採用自作キット発売、星野金属から
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011013/etc_pz.html

 (星野金属 P:z Plus)

[撮影協力:コムサテライト3号店]


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