豹柄と迷彩柄のボディを採用したキューブ系自作PCキットが限定発売
星野金属のPoloとPandoraをベースにした製品、19日から発売
【ポスター】 | 【豹柄と迷彩】 |
【豹柄】 | 【PANTHER裏側】 |
【迷彩色】 | 【CAMOFULAGE裏側】 |
キューブ系小型PCケースの新たなトレンドとして、今度は派手な模様や柄をつけることが流行るかも知れない。
キューブ系自作PCキットを精力的に開発してきた星野金属が、今度は既存のキューブ系自作PCキットの本体に豹柄など派手な柄を高品位塗装した限定バージョン「GRAPHICALシリーズ」を今週から発売し、注目を集めている。
●豹柄と迷彩柄の本体デザイン
製品はキューブ系Socket 370対応自作PCキットPoloを豹柄にした「Polo T2 PANTHER」と、Pandoraを迷彩柄に塗装した「Pandora Plus 2 CAMOUFLAGE」の2モデル。これらはPCケース本体や採用マザーボードといったハード面の仕様に変化はないが、見た目のインパクトの強さに関しては従来製品をはるかに超えたものがあるといってよいだろう。
注目すべきはその塗装方法で、豹柄や迷彩柄の模様がプリントされた厚さ数ミクロンのフィルムをPCケースの表面に丹念に貼り付けているという。発売元であるソルダムの「この気の遠くなるほどの方式(フィルム貼り付け)を、大人の遊び心と独特の質感のためにあえて採用した」というコメントは、いかにこの「GRAPHICALシリーズ」がルックスと表面の質感にこだわった製品であるかを物語っている。
ただし、これら2モデルはその製造工程の複雑さから、生産数があらかじめ限定されており、その台数は「Polo T2 PANTHER」が400台(うちオンラインショップ販売数100台)、「Pandora Plus 2 CAMOUFLAGE」が200台(同50台)となっている。ユニークなデザインのケースには目がない人にとっては要チェックの製品だが、買おうかどうしようか迷っているうちに完売となってしまう可能性もあるので、欲しいと思ったら即買い、というのが正解といえそうだ。
●“着せ替え”需要を喚起?
デザインの変更が比較的しやすいといえる「フィルム貼り付け」方式だけに、今回のモデルに人気が集まるようだと、今後さまざまな柄のモデルが登場してくる可能性も考えられる。プロ野球12球団のユニフォームをモチーフにしたもの、ゴルフ場をイメージした塗装や有名イラストレーターのイラストを描いたものなど、アイデア次第でなんでもできそうだ。
従来、PCケースと言えば全面単色での単純塗装や素材色のみというのが基本だったが、今回の製品によって、よりデザイン性の高い製品が出てくるきっかけになるかもしれない。キューブ系PCケースは本体が小さいがゆえに、人目に触れやすい場所におかれる傾向にあり、そうしたニーズがでてくるのも自然だろう。
また、塗装面積が小さく、取り扱いが簡単ということもあって、柄や模様の違うカバーだけが単品売りされて“着せ替え”できるところまで発展すれば、新たな自作PCの魅力になりうるかもしれない。
実売価格は「Polo T2 PANTHER」が44,800円~46,800円、「Pandora Plus 2 CAMOUFLAGE」が45,799円~45,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□GRAPHICALシリーズ(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/barebone/graphical/
(星野金属 Polo T 2 PANTHER) | |
(星野金属 Pandora Plus 2 CAMOUFLAGE) | |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]
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