ACアダプタ仕様のMini-ITXフォームファクタ対応PCケースが近日登場

　先々週、Eden規格のVIA製マザーボード「EPIA-E533」を採用したブックサイズ型“準ファンレス”自作PCキット「EPIA533/Barebone」が登場したのは記憶に新しいが、今週はその「EPIA533/Barebone」のケースを流用したと思われるMini-ITXフォームファクタ対応PCケースのサンプル展示が始まっており注目を集めている。展示を行なっているのはソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館で、予価はとくに表示されていないが入荷時期は6月上旬～中旬頃の予定としている。

　サンプル機はマザーボードやHDDなどが組み込まれた状態で展示されており、組み立て時にどの程度内部スペースに余裕ができるのかといったことを実際に目で見て確認できるようになっている。電源にACアダプタを採用している点や、ケースファンを1基搭載しているといった特徴は「EPIA533/Barebone」と同様だ。

　なお、組み込まれているマザーボードの機種名は明らかにされていないが、ファン付きのCPUクーラーを装備していることからおそらくC3 800A MHzを搭載したMini-ITXマザーボード「EPIA-C800」だと思われる。

　まだまだマザーボードの種類は少ないが、汎用性のあるこのMini-ITXフォームファクタ対応PCケースの登場によって、“Mini-ITX市場”が活気付くかも知れない。Mini-ITXマザーボードで一からPCを自作したいと思っているユーザーはもう少しの辛抱だ。

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【2002年5月18日】準ファンレスの自作PCキットが登場、Edenマザー採用で電源はACアダプタ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/fanless.html

（PCケース）

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]

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