【 2002年6月22日号 】

ブルーのネオン管が付属するPCケース登場、サイドカバーはシースルー

KICKIC
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 PCケースは見た目や派手さで選ぶという人には朗報だ。サイドカバーがシースルー仕様で、そのうえブルーのネオン管まで標準で付属するというミドルタワーケース「SOLID(KIC-T201)」「NEST(KIC-T202)」が登場した。販売されているのは「SOLID」がブラックモデルとシルバーモデル、「NEST」がブラックモデルのみで、いずれの製品もPentium 4対応400W電源ユニットを搭載している。実売価格は19,799円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 両製品とも正面からの見た目はごく標準的なミドルタワーケースといったところだが、実際にはほかにはない大きな特徴をいくつか持っている。ひとつは、アクリル製の透明パネルが取り付けられた左側のサイドカバー。手持ちのPCケースのサイドカバーをこれと同様のシースルー仕様に加工するというサービスが一部ショップで行なわれているが、標準でシースルーのサイドカバーを備えているというのは珍しい。

 そしてもうひとつの特徴は、ケース内に設置できるブルーのネオン管(両面テープ付き)が標準で付属しているという点。これについても、以前ケーブル状や棒状のライトアップ用アイテムが単体で発売されたことはあったものの、ネオン管が初めから付いてくるPCケースというのは前代未聞。

 こうした特徴からもうすでにお分かりかと思うが、つまりこれらの製品でなら、サイドカバーの加工をしたり発光アイテムを買い集めたりすることなく、PCケース内部をライトアップして鑑賞や展示などができるというわけだ。とくに、一般の人なら前述の加工サービスなどを利用することでしか入手できなかったシースルーのサイドカバーを、標準で装備したというのはポイントが高いといえるだろう。

 また「NEST」については、フロントパネル両脇に取り付けられた棒状の透明パーツが内部のLEDによって青く光るという特徴もある。こちらはさながら“大型の電源ランプ”といったところで、フロントパネルに2本のラインが垂直に青く浮かび上がる様はなかなかスタイリッシュだ。

 シースルーのサイドカバーとネオン管が標準で付属するため価格は若干高めだが、ルックスに特徴のあるPCケースが欲しいという人には非常に魅力的な選択肢となることは間違いない。イベントなどで展示するためのPCをこのケースで自作するというのも悪くないだろう。

 なお、ネオン管が付属せずサイドパネルもシースルーではない通常仕様の「NEST」(KIC-T202、ブラックモデル)も発売されている。こちらの実売価格は16,800円。

□SOLID/NEST(Korea Icom)
http://www.casemall.net/case/case-middle.htm
□関連記事
【2002年5月11日】PCケースの内部をライトアップする?ユニークな照明キットが発売に
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【2002年6月1日】PCケースの「サイドパネルシースルー化サービス」をタイムリーが開始(お買い得価格情報)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/price.html

 (NEST)
 (SOLID)

[撮影協力:コムサテライト3号店OVERTOP]


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