PC用の静音化アイテムとしてすっかり定着したグロウアップ・ジャパンのHDDマウンタ「Smart Drive」に、デザインを一新した「Smart Drive Silent&Cool(仮)」と2.5インチHDD対応モデルの「Smart Drive for 2.5"HDD(仮)」という2種類の新モデルが近日登場する予定だ。現在USER'S SIDE本店で両製品のサンプル版が展示中。「Smart Drive Silent&Cool(仮)」はカラーリングが従来のアルミ材質そのままのシルバーからブラックに変更されているほか、全体に無数の冷却用の溝が付けられているのが特徴。その見た目はまさにヒートシンクといったところで、POPなどに特に説明はなされていないが、製品名にも「Cool」とあるとおりこの構造によってさらなる放熱効果の向上を図っているようだ。「Smart Drive for 2.5"HDD(仮)」はその名のとおり2.5インチHDDに対応したモデルで、3.5インチHDD対応の従来モデルをそのまま小型化したような印象だ。これは3.5インチベイに取り付けて使用するもので、もともと動作音が小さい2.5インチHDDをさらに静音化できるため、究極の静音PCを目指す人には注目のアイテムといえるだろう。なお、後者のサンプル版はアルミ製だが実際に発売される製品は銅製になる予定という。 □グロウアップ・ジャパン(http://www.gup.co.jp/) |
GeForce4シリーズのビデオチップを搭載した製品では初めてとなるLowProfile対応ビデオカード「VMX420-64ALTV」が東海理化販売から発売となった。実売価格は12,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ビデオメモリは64MBのDDRメモリで、テレビ出力機能も搭載している。これまでにも基板がスリムなGeForce4シリーズ搭載ビデオカードはいくつか登場してはいるものの、LowProfile対応ブラケットが標準で付属する製品が販売されたのは今回が初めて。搭載するビデオチップはGeForce4 MXシリーズで最下位に位置するGeForce4 MX420だが、冷却用のファンを搭載していない点は静音性を重視するユーザーにはうれしい仕様だ。また、ビデオメモリに本来GeForce4 MX420がサポートしないとされているDDRメモリを採用しているのも特徴のひとつで、基板上には確かにHynix製のDDR SDRAMチップ「HY5DV281622AT-5」が搭載されている。パフォーマンス重視の省スペースPCを追求する人には見逃せない製品といえるだろう。 □東海理化販売(http://www.torica.com/) |
人気の高いCD-R/RW+DVD-ROMコンボドライブにちょっとした注目株が登場した。メルコからCD-R/RW+DVD-ROMコンボドライブで最速となる32倍速CD-Rライトの性能を誇る「CRWD-32FB」が登場したのだ。実売価格は19,800円~21,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品のドライブ性能は、CD-Rライトが32倍速、CD-RWが10倍速、DVD-ROMリードが16倍速、CD-ROMリードが40倍速(いずれも最大速度)。これまでCD-R/RW+DVD-ROMコンボドライブは書き込み性能の面でCD-R/RWドライブに水をあけられていたが、この「CRWD-32FB」に関しては現在最速のCD-R/RWドライブと比べても遜色ないレベルにあるといっても過言ではない。採用ドライブはLG電子の「GCC-4320B」で、書込みエラー防止機能のほかDVD-Video再生時に回転音を抑える機能も搭載している。付属ソフトはライティングソフトの「WinCDR Lite」「PacketMan」、DVD-Video再生ソフトの「WinDVD」など。 □CRWD-32FB(http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/c/crwd-32fb/) |
台湾のIPmentalというメーカーから、携帯電話そっくりのUSB受話器が同梱されたユニークなIP電話キット「TAICHI III」が登場した。実売価格は8,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。液晶ディスプレイやキーパッドを備えたこのUSB受話器は、本体サイズも小型でまさにルックスは携帯電話そのもの。PC本体とはUSBケーブルで接続する必要があるため、実際の携帯電話のようにワイヤレスで使うことはできないものの、PCのキーボードなどから操作しなくても受話器単体で短縮ダイヤルのセット、相手先へのダイヤル、音量調整、受信などが可能という点はこの製品ならではの特徴だ。利用にあたっては付属ソフトの「VICQ」が必要になるが、セットアップさえ済ませてしまえば、あとはPCの操作が苦手な人でもIP電話が簡単に利用できるというわけだ。もちろん、インターネットやLANへの接続環境さえあれば無料で通話が可能だ。ただ「VICQ」では「VICQ phone number」と呼ばれる独自の電話番号を使用するため、通話を行なうには結果的に双方でこの「TAICHI III」を導入することが必要になる点に注意。離れた家族との連絡用や、小規模オフィスでの簡易内線電話用などで導入を検討する価値はありそうだ。 □TAICHI III(http://www.ipmental.com/english/tichi-3.htm) |
フロントベゼルに見慣れない「YAMAHA KHS」というブランド名が記された52倍速CD-ROMドライブが突然姿を現した。T-ZONE. PC DIY SHOPが独自ルートで台湾から輸入したというその製品は、嘉亨科技(Cybernetic Generator And Behavior)という企業のリテールパッケージ入り製品。いかにもYAMAHA製ドライブの逆輸入OEM品かと思わせる内容だが、国内では同等性能の製品は発表されていないうえ、ドライブの天板上に「MANUFACTURED BY TOP-G」(Top Glory Electronics)と別メーカーの名が印刷されたシールがあり、さらにこのシールの上に後から手作業で貼り付けたとみられる「Made by YAMAHA」という小さなシールがあるという状態で、実に怪しげ。フロントベゼルにある「YAMAHA KHS」という名前はYAMAHAの台湾法人として確かに実在はしているのだが、果たして本当にそこと関係のある製品なのかは判然としない。同店は店内のPOPでメーカー名を「YAMAHA?」とした上で、「YAMAHAファンに捧ぐ…」というキャッチコピーをつけて販売中。YAMAHA製かどうかの真偽はともかく、確かにこれはコレクターズアイテムとしての価値はあるかも知れない。製品名は同店で「YAMAHA-52XSPECIAL」と表記しているが、Web上にあるメーカーの製品情報では「YAMAHA AUDIO-ROM 5238E」となっている。実売価格は5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □YAMAHA AUDIO-ROM 5238E(https://www.cdrnet.com.tw/htm/yamaha%205238e.htm) |
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