9.5mm厚2.5インチHDDで過去最大60GBの「MK6021GAS」が登場
「MK6021GAS」は、新開発の高感度ヘッドなどを採用することにより、磁気ディスクとして世界最高の面記録密度75.5Mbit/平方ミリメートルを達成している。1プラッタあたりの容量は30GBで、これも2.5インチHDDとしては現時点では最大容量。ディスク回転速度は標準的な4,200rpmで、平均シークタイムは12msとなっている。もちろん搭載モーターは同社製2.5インチHDDではおなじみの流体軸受けタイプだ。
ディスク回転速度のほか、バッファサイズ2MB、内部転送速度19.3~37.3MB/s(最大)といったスペックは同社製の16MBバッファ搭載5,400rpmモデル「MK4019GAX」(40GB)を下回るものものの、動作音量はアイドル時が24dB、シーク時が31dBと静音性に関してはこちらの方が優秀だ。
出回り始めたばかりの製品だけに若干値は張るが、9.5mm厚2.5インチHDDのみが搭載可能な薄型ノートPCで60GBという大容量を実現するには、現時点ではこの「MK6021GAS」が唯一の選択肢となるだけに、人気を呼ぶのは確実だ。
□MK6021GAS(東芝)
http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/hdd/mk6021sj.htm
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_04/pr_j0902.htm
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【2002年6月1日】東芝からも5,400rpmの9.5mm厚2.5インチHDD登場、16MBバッファ搭載
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/etc_mkgax.html
(東芝 MK6021GAS) |
[撮影協力:T-ZONE. AKIBA PLACEとT-ZONE. PC DIY SHOPとe-TREND]
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