銀色基板に灰色のスロット部品などを搭載する、ユニークなカラーリングのApollo P4X400チップセット搭載Socket 478マザーボード「P4X400DAZ」がJetwayから登場した。銀色基板採用のマザーボードは、9月に登場したAlbatron製Socket 478マザーボード「PX845ES」「PX845GS」に続いて3製品目。また、VIA以外からApollo P4X400チップセット搭載マザーボードが登場するのは今回が初めてだ。実売価格は11,480円~11,979円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
銀色基板を採用するいう特徴は先に登場しているAlbatronの製品と同様だが、「P4X400DAZ」で目に付くのはCPUソケットやAGP、PCI、DIMMの各スロットに灰色の部品を採用している点。さすがに部品まで銀色とはいかなかったようだが、基板の銀色と灰色の部品という組み合わせは統一感があり、ルックス重視派には魅力的に映りそうだ。
そして、PC3200 DDR SDRAM(DDR400)をサポートする旨が付属マニュアルなどに明確にうたわれてれているのも注目点のひとつ。VIA製のApollo P4X400チップセット搭載マザーボード「P4PB 400-L」などでは「条件付き」でDDR400サポートするというややグレーな仕様だったが、「P4X400DAZ」ではマニュアルのスペック欄に「Support 3pcs DDR266/DDR333/DDR400 DDR Modules」と明記されている。DDR400での動作を実現させたいパワーユーザーにも狙い目の製品といえるだろう。
オンボード機能は、10Base-T/100Base-TX対応LAN、6チャネル出力対応サウンド、IEEE-1394インターフェイスなど。もちろんAGP 8XやUltra ATA/133、USB 2.0インターフェイスなどもサポートしている。そのほかマニア向け機能として、ホスト/PCIクロック(100MHz~200MHz)やVDIMM(2.5V/2.6V/2.7V/2.8V)などの設定項目がBIOSメニュー上に用意されている。
銀色基板に灰色部品を採用するというルックス面もさることながら、DDR400をサポートするなどスペック面もなかなか充実しているこの「P4X400DAZ」はパワーユーザーにとって要注目の製品と言える。
□P4X400DAZ(Jetway Information)
http://www.jetway.com.tw/evisn/product/p-4/p4x400da/p4x400da.htm
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| (Jetway P4X400DAZ) |
[撮影協力:コムサテライト1号店]